栂池バックカントリースキー

BCスキー

日時:2018年2月25日(日)および27日(火)
参加・記録:yoyu(単独)
場所:栂池高原温泉スキー場(長野県)

2/26(月)に山梨県への出張となり、週末から長野県に行って出張前後の 2/25(日)と2/27(火)に単独で栂池スキー場のバックカントリーでスキーを楽しみました。

2/25(日)の鵯からチャンピオンゲレンデルートと 2/27(火)の鵯から黒川沢ルートの全体図

 

25日(日)は天気はイマイチな感じ、スキー場の上部はガスが掛かっている様に見えたので、昨年失敗した黒川沢へ行くのはやめて、鵯尾根を滑ってチャンピオンゲレンデに戻るつもりでゴンドラに乗車。 でもゴンドラを降りたらガスの上で天気はそんなに悪くなく、迷いながらシール装着。

日曜日なのでBCスキーヤー多数

 

日曜日なので林道の入り口は多くのバックカントリースキーヤーで賑わっており、明らかに商業的なバックカントリーツアーの一団や、黒川沢へ行きますというペアもおられました。 土曜日は少し降雪もあったので、北斜面はいいだろうなと更に迷う。。

南に見えるのは先般YUKIさんと滑ったガラガラ沢押出、八方のBCはアルパインチックに見える

鵯尾根はガスの上で雲海が

視界良好なのでやっぱり黒川沢まで行こうかと迷う

 

どっちつかずで迷うのは事故の元と思いなおし、鵯のピークに向かう。

鵯の滑り出し地点、針葉樹の密度が高いがすぐにダケカンバかブナの林になって滑り易くなる

この尾根沿いを滑ってチャンピオンゲレンデに合流

250m登るだけで、標高差700m、スキー場も含めれば1,100mのダウンヒル、

帰りにジムニーが川に転落してました。 たしかに朝は道路が凍結してたけど

11:00に下山、尾根ルートですがなるべく北側の落ち際を滑ると少しはパウダー感がありました。 昼前からお気に入りの蕎麦屋さん行ってから風呂入ってビール、こんなん山行記録でしょうか。。

2/26日(月)は北に八ヶ岳、西に駒ケ岳がとてもキレイに見える長坂でお仕事です。 八ヶ岳はテッペンまで黒く見えて、今年は雪が少なそうでした。

2/27日(火)も栂池スキー場へ、平日なのでゴンドラ駅近くの無料駐車場も空いてて助かります。 週末なら8時に満車です。

好天の予想でしたが、栂池は晴れているものの、後立山の唐松岳以南は雲が厚く被さってて、南から天気が悪くなりそうな予感もして、支度を急ぎます。

二日目は平日なのでゴンドラ近くの無料駐車場も空いてて助かる

早大小屋前をショートカットしてから林道をそれて登行開始

前日までのトラックは凍結していてシールが効かず苦戦する

今度は天気良好な鵯のピーク

若栗の頭への登りはこう行くハズ

 

パウダーは残っていないかもと思ってましたが、北向きの急斜面はどこも楽しかった。

鵯の裏の急斜面パウダーランが一番気持ち良かった

親沢の底に近づくと重い雪質に

カモシカが二頭

若栗の頭への登り開始地点、大岩を左に見ながら登る

若栗の頭が見えてくる、あの尾根の向こう側が黒川沢

ふりかえって鵯のピークを見る、最近は鵯の北斜面を滑る人も多いらしい

シールをしまって黒川沢にドロップする前におやつ休憩

黒川沢も北斜面なので悪くないパウダー

調子に乗って急斜面ハントしていると小さく雪崩てコケる

V字の谷底に合流するトラックが増えて楽しく無くなる

堰堤をくぐるが、上の積雪が怖い

白馬乗鞍スキー上の南端から舗装路をトボトボ歩いて栂池に帰る

開始時の標高がおかしい、1,650mくらいから開始で、累計の滑走標高差は1,100mくらい

 

13:00頃に下山しました。 結局、天気は持ちました。

ガラガラ沢などの八方尾根のバックカントリーは立木もほとんど無い広大なアルパインエリアなので無条件に楽しいのですが、裏鵯から黒川沢はずっと樹林帯でのツリーランで、しかも地形の変化が多くてジャンプしたり超急斜面に飛び込んだりで、別の楽しさがありました。

それにしてもバックカントリースキーは楽しい。 雪山の登りがとても効率的で楽しいことより、登山で苦痛な下りがスキーの楽しみになり、欠点がありません。 ギアや装備が効果的な分、一たびその不調や故障が発生すると問題は大きくなる事を忘れてはいけませんが、今後も仲間を増やして楽しみたいです。

ハッシー待ってます!

(完)

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