雪彦山 温故知新 5.10b 7ピッチ(敗退)

クライミング

平成30年4月9日(月) yuki、jun2

今年2回目の雪彦マルチです。先月の友人登路に気をよくした二人は、温故知新を目指しまっしぐらーーー。装備をつけているときにポツリポツリと雨が降ってましたが気にしない気にしない。

恒例の記念写真からスタート。
この展開が予想できない能天気な2人は、なぜかダチョウ倶楽部風に。

あれが目指す北壁に不行岳。ふむふむ。なんとなく不穏な雲行きですね。

前回から目をつけていて、どうしても下部1pのスラブをトップでいきたかったワタクシ。見た感じいけそ?でも途中のバンドでなんどもルート変更。まだまだ経験値が低い。無線で「30mでてるからあと15 mや!」「寒くなってきたよぉぉぉー」との声をききながらなんとかラッペルステーションに到着。ほどなくyukiも到着し、2p目の草付き混じりのフェースを登ります。

そしてまだ、温故知新の取りつきにさえ到着してないのに、まさかの大雨。東稜ノーマルに取り付いていたパーティー(聞こえてくる声と名前と姿で兵庫労山のとある方とすぐにわかりました)も、馬の背がべしょべしょだったらしく、撤退の懸垂準備を始めていました。

ラッペルステーションにて。この先、No3チムニー下の3p目取りつきまでいき、左のフェースてどれや?ピンはどこや?と探して、しつこくあめがやむのを待ちますが、やはり無理。というわけで、ふたたびこちらから懸垂下降を。

そして本日一番の核心と思われるべしょべしょの沢沿いを東稜ノーマルの取りつきまでもどりました。

まあ、1p目行けたらいいや♪と満足気なわたくしに対して、今日はなにしに来たんやーとぼやくyukiさん。このリベンジは来月に。

記:吉田ゆき)
天気予報では晴れマーク。絶対いいコンディションで登れると意気揚々と行ってきました。しかし雪彦山に到着してみると不穏な雲行きに「大丈夫大丈夫!天気予報では晴れマークw」と言い聞かせて準備してましたが非情の雨・・・。まだパラパラとしか降っていない。トポでは各ピッチラッペルステーション設置してあるということなので行けるところまで行きましょう!とスタートしました。1P目はまだまだ余裕。2P目は降ってるかな?と思いつつ樹木ある場所だったのでイマイチ状況把握が遅れました。終了点のNo3チムニー取り付きで「あちゃーーー?」降ってるよね?と気づきました。junjunも上がってきて3P目の開始点をアレコレ探していると結構な勢いで降ってきてるじゃないですか!
一応「下見」という名目なので3P取り付きとルートを確認してから撤退を決定、15分は粘りましたよ・・・でもどんどん降ってくるし。
1P目はフォローだったので、「あーーー出番のないまま退却かよ」by 次元大介 at  カリオストロの城 みたいなセリフを残してラッペル開始します。ほぼ同時にお向かいの地蔵岳東稜でも馬の背取り付きからラッペル開始したみたいで3人パーティが降りています。
無理して登れそうな感じでもないし、今回は敗退致し方無しと考え事故ないように安全に取り付きに戻ることに徹底しました。もとから、じめじめした陽の当たらない北東壁なので梅雨が始まるまでに条件の良い日にもう一度チャレンジしてみたいと思います。

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