大峰 前鬼川といえば”前鬼ブルー”と称される抜群の透明度と美しい渓相で知られる関西屈指の人気を誇る沢ですが、初めて訪れた際にあまりの寒さで震え上がった記憶が強すぎて足が遠のいていました。
参加メンバーからリクエストを頂き、前鬼は素晴らしい!という声にあまり同意できない気持ちを払拭したいという思いもあり、久しぶりに行ってきました。
日時 : 2019/9/7
場所:奈良県吉野郡下北山村
参加:kamako,tsuujii,nsn,,yassun(記録),他ゲスト2名
国道169号線を南下するにつれて天気は下り模様、道の駅 杉の湯川上を過ぎたあたりからは本格的な雨、今回も前鬼ブルーは拝めないかと残念な気持ちで車を走らせました。
堺5時出発で途中前鬼林道で大量の山伏?に遭遇したりしましたが、8時過ぎ駐車スペース着、準備をしている間に雨は上がりました。
朝の雨の為か駐車スペースは先客ゼロ、雨も上がり期待が高まります。
MORGEN SKY率 : 3/5
駐車地点傍の枝沢に入渓して10分ほど下降すれば前鬼川本流に到着、すでにこの頃には天気は晴天、まさしく前鬼ブルーが目に飛び込んできました!
10M滝を越えると名物ナメ滝地獄
水流部分は茶色い苔?藻?に覆われていて、ラバーソールが恐ろしく滑ります…。
大量の湧水が流入する箱状廊下
綺麗ですが湧水のお陰で水温が非常に低い、前鬼川はここを境に上流と下流で水温が変わりますね。
この後は飛び込み大会を楽しんだり、ナメ滝で転んだりしながら同下降、予定通り15時前に駐車スペースに帰ってきました。
良くて曇りかなぁと思いながら行きましたが、終わってみれば遡行中は終始晴天、その上ラッキーなことに貸し切りで前鬼川を満喫することができました。
前鬼ブルーは本当に綺麗で特に箱状廊下はまさに絶景、これからは胸を張って前期は素晴らしい!と言えそうです。
前鬼林道から望む不動七重滝
誰か来年この滝の最下段の釜まで行く沢登りをしませんか?