四万十川の源流を求めて不入山へ、そして石鎚山へ

縦走・ピークハント

黒部下ノ廊下の予定でしたが、台風の影響で、西日本最高峰の石鎚山・四万十川源流点のある不入山に変更となりました。
ボーッとしていたら、1ヵ月以上経っての投稿です(-_-;)

日時       : 2019年10月12日~14日
メンバー : 5名(Sさん、Mさん、Nさん、Kさん、I)

1日目  : JR尼崎駅~龍河洞(高知)~白石ロッジ(泊)
2日目  : 白石ロッジ~面河渓谷~龍河洞(高知)~四万十川源流点登山口~四万十川源流点~不入山~槙尾根~四万十川源流点登山口~農家民宿(高知県檮原町)(泊)
3日目  : 石鎚山土小屋登山口~東稜基部~二ノ鎖小屋~弥山(石鎚神社)~天狗岳~南尖峰~弥山(石鎚神社)~東稜基部~石鎚山土小屋登山口~JR尼崎駅(解散)

1日目


Mさんのお薦めで、日本三大鍾乳洞のひとつ龍河洞(りゅうがどう)へ


冒険コース(前日までに要予約)というのもあるそうですが、今回は通常のコースを歩きました。


今日の宿泊先。石鎚観光白石ロッジ。なんと、台風の影響で暴風の中、従業員さんが入り口で待機して下さっていました。


夕食後、石鎚山について、白石ロッジのご主人からDVDを見ながらレクチャーがありました。

2日目


夜中は、部屋の中にいても暴風が分かるくらいでしたが、翌朝は暴風ながら雨は止んでおり、気温も6℃と「我慢の限界」ではなくてホットしました。


風が強いこともあり、当初予定の石鎚山を明日に繰下げ、本日は不入山(いらずやま)へ変更。時間があるので面河渓谷の散策。


途中で、沢登装備のお姉さんや、面河渓谷ルートからの石鎚山へ向かうテン泊装備のお兄さんとも出くわしました。


面河渓谷を後にし、四万十川の源流を求めて不入山へと向かいます。登山口にはどこぞの総理大臣筆の四万十川源流の碑が鎮座していました。


四万十川源流点へとやってきました。ここからが本番! 源流の沢を登り詰めます。


Mさん先頭に、背丈以上の藪もめげずに登り詰めて行くと地下を源流が流れていますが、更にとことん源流を詰めていきます!


道なき道を進み、やっとの思いで不入山頂上です。不入山は土佐藩の管理の下、立ち入りや伐採を禁じていたため手つかずの自然が残されているとのことで、下りは自然林を楽しむことができました。


今日の宿泊は檮原町の農家民宿。当日は龍馬脱藩マラソンが行われており、参加ランナーと一緒にBBQを多楽しみました。その後、ラグビーワールドカップスコットランド戦で大いに盛り上がり夜も更けていきます。

3日目


風も穏やかになり、主目的の石鎚山へ土小屋ルートより二の鎖小屋経由で向かいます。石鎚山とは、弥山・天狗岳・南尖峰の三座の総称だとか。


今回は通過しない、試しの鎖・一の鎖のある尾根沿いもガスっていました。


二の鎖へやってきました。すごい渋滞です。台風でアルプスから石鎚へ変更した人も多いのかもしれません。


三の鎖も佳境へと入ってきました。紅葉を楽しむ余裕はありません・・・


全員の無事を弥山頂上の石鎚山神社でお参りし、天狗岳へと向かいます。弥山頂上付近は大渋滞。


目指す天狗岳とその先の南尖峰は紅葉真っ盛り!


晴天のもとでの登頂で、心も晴れます。


風もなくベストコンディションの中、南尖峰到達。下の廊下へ行けなかったのは残念でしたが、それにも劣らない感動を得るこのとできる山行となりました。

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