日時:2020/6/20(土) 9時10分〜13時40分
行者口バス停9:10〜行者山10:30〜剣尾山11:20〜横尾山12:08〜能勢の里バス停13:40
メンバー:単独
今日は、以前から気になっていた北摂の名峰「剣尾山」に行ってきました。
ここの難点は、公共交通機関の不便さ・・
何と、1日に2本しかバスがなく(平日は運休)
朝乗り遅れたら次は15時着・・
夕刻のバスに乗り遅れたら帰れません(笑)
ロードバイク背負って登山するか・・(違う)
いきなり奇岩、巨岩のオンパレードで退屈しません!
岩に掘られた大日如来様
途中行場への道があり
「蟻の戸渡り」「胎内くぐり」「西の覗き」等雨上がりの後で、スリリングな体験が出来ました。
戻るタイミングが分からず、そのままぐんぐん進むと途中登山道にぶち当たり、先に進んでいたハイカーに仰天されました・・・
その後、元の地点まで引き返しましたとさ・・
ハイカーに人気の山という事で混雑も覚悟していましたが
山自体、手入れが行き届いた開放感のあるルートで山頂まで静かな山歩きが堪能できました。
おまけに所々にある絶景ポイントから360度の大パノラマを満喫!
本当に素晴らしい山です。
本当に素晴らしい山です。
山頂や展望台より素晴らしかったポイント(笑)この木が目印です
これ以上に素晴らしい場所があるとは思えず絶景を独り占めしながら、ゆっくりと休憩を取りました。
行者山山頂
つづいて剣尾山を目指します。
ここも整備された丸太階段の綺麗な道でした。(歩幅が小さくてあるきにくいよーーーー)
ふっと冷たい風が吹きこむ場所があり、一瞬の涼を取る
ここは「風の峠」と呼ばれており
なんと万葉集にも出てくるとか・・
なぜこんな所に地蔵がと思っていると・・
平安、鎌倉時代に栄えたという月峯寺跡
梵字、井戸の跡や、石の柱が残っており、本堂があった場所にて諸行無常に思いをはせる
少し先にある岩場や階段を登り切ると剣尾山山頂
なだらかで広い山頂部で、大勢のハイカーが休憩し絶景を楽しんでいました。
つづいて、休憩する間もなく横尾山に向かいます。
ここが予想以上に素晴らしく
今まで歩いてきた稜線が一望できました。
今まで歩いてきた稜線が一望できました。
危ないからと追い払っても、
また戻ってきて人懐っこい?とかげでした
途中、ぎょっとさせる看板がありましたが今回のルートではなく一安心
相変わらずの巨岩の連続に、絶景
途中「小鳥のテラス」「ひと休み峠」等もあり変化に富むコースで疲れも感じさせません
荒れたつづら折れを下り
補装道に出ると「能勢温泉」
補装道に出ると「能勢温泉」
あれ?! こいつはどこかで・・・
まさかの量産型・・!?
まさかの量産型・・!?
(★初登場は、どっこい低山 音羽山)
温泉に入ればよかったのですが
当日はかなり涼しく、近くを散策しながら喫茶店で時間をつぶすことに・・
当日はかなり涼しく、近くを散策しながら喫茶店で時間をつぶすことに・・
そこでマスターが話していた内容が・・
「(大阪などに出られなくなった人たちが地元を徘徊し)
コロナで能勢バブルが起きていたそうです。
でも、緊急事態宣言が撤回された途端客足は元に戻ったとか・・」
でも、緊急事態宣言が撤回された途端客足は元に戻ったとか・・」
鹿、猪、鴨、鳩?、熊??鍋が食べられる怪しいお店も・・
店先に置かれていた天狗
規則正しく並んでいた可愛げな鳥たち
警戒心が強いのか、目や耳がいいのか少しでも近づくと飛んでいきました
そんな不安定な場所に止まらなくても・・・
紅葉の季節にでもまた来たいな
ハイカーでぎゅうぎゅうのバスで起立しながら
絶景から見渡した里山の木々が色づく頃を思い浮かべ帰宅しました。
絶景から見渡した里山の木々が色づく頃を思い浮かべ帰宅しました。