2020年7月21日~27日 メンバー8名(女性6名、男性2名)
大雪山系・トムラウシ山と十勝岳~富良野岳を登ろうと北海道を目指すも、天候に恵まれずトムラウシは断念。4年前にやはり悪天候でトムラウシを断念したリベンジ組4人は、「次回こそ!」と新たな思いを。
天候の合間を縫って日帰りで登った富良野岳、その花の多さに感激して十勝岳からの縦走時にもう一度登る惚れ込みよう。さすが田中澄江さんの「花の百名山」「新・花の百名山」の両方に登場する山だけのことはある。
コース:7/21 大阪空港8:20=航空機=新千歳空港=レンタカー=美瑛自然の村キャンプ場(泊)
7/22 キャンプ場6:50=レンタカー=十勝岳温泉Ⓟ登山口7:25-安政火口見学ー上ホロ分岐9:55-11:50富良野岳鞍部12:15-12:50富良野岳13:00-15:40十勝岳温泉Ⓟ=レンタカー=17:10キャンプ場
7/23/24 美瑛・上富良野観光(24日kamachan&emachanの2名は美瑛岳~富良野岳縦走に出発。早朝美瑛登山口まで送迎)
7/25 キャンプ場5:30=レンタカー=5:53十勝岳温泉Ⓟ登山口6:25-8:30上ホロ分岐8:40-9:15上富良野岳9:30-10:10上ホロ避難小屋(荷物デポ)10:40-11:48十勝岳12:00-12:45上ホロ避難小屋(泊)
7/26 避難小屋6:40-上ホロカメットク山7:00-三峰山8:15-富良野岳10:25-13:22十勝岳温泉・凌雲閣(泊)
7/27 凌雲閣9:10=レンタカー・観光=15:50新千歳空港17:50=航空機=19:45大阪空港
22日、初日の富良野岳は雨上がり。雨に濡れた花たちがトムラウシに行けなかった仲間を慰めてくれる。この子はチシマノキンバイさん。
コマクサさんに付いた水滴が、キラキラと宝石みたい。雨さんがくれたプレゼントだね!
エゾツツジさん、あなたの宝石も素敵ですね。たくさんでお出迎えありがとう!霧で皆さんに紹介できないのが残念です。
山頂近くの斜面は、ハクサンイチゲさんで白いお絵かき。雨粒さんがちょっと重そう。風さん乾かしてあげてね!
瑠璃色のお洋服がとても素敵なエゾルリソウさん。花の百名山の富良野岳の花は、あなたでしたね。
富良野岳の頂上はあと少し。出迎えてくれたお花を紹介できず残念に思っていたら、後日もう一度会う事ができました。
25日、5日間お世話になったキャンプ場のケビンともお別れ。雨の夜も快適に過ごせました。ありがとう!
ずっと隠れていた稜線が、やっと顔をのぞかせた。さあ、今日はお山でお泊りだ!
おはよう!チングルマさん! 久しぶりのお日様が気持ち良さそうですね。
あっちもこっちも、嬉しそうな花さんたちでにぎやかです。
さあ!気合を入れて。地図には300階段と書かれてるけど、なんと600段以上だったとか。良く数えたよね。
きょうは元気いっぱいのウサギギクさん。いつも楽しませてくれてありがとう!
背伸びしてるイワヒゲさん。重かった水のお洋服を脱いで軽々ですね。
ヨツバシオガマさんも背伸びですか。きょうは風さんもとてもやさしいから、安心ですね。
あちらこちらで見かけるイソツツジさん。あなたは北海道生まれなんですね。
もうすぐ稜線。しばらくはお花さんとのおしゃべりをやめて、集中、集中。
近くで見ると、コケモモさんの名前がピッタリなのがわかりますね。かわいい、かわいい。
北海道でしか出会えない、メアカンキンバイさん。 岩の間でたくましく育っています。
上ホロの避難小屋で美瑛からの縦走組と無事に合流。下りてきたばかりの十勝岳に、もう一度一緒に登ってくれました。
赤いお屋根が上ホロ避難小屋。今夜はここが我が家です。一息ついたら右上の雪渓に水汲みだ。
エゾコザクラさんも日向ぼっこ。久しぶりで嬉しそうですね。
少し離れるとこんな感じで、楽しそうに風さんと遊んでいます。
もっと離れるとこんな感じ。一面エゾコザクラさんのカーペット。小屋の周りはピンク色。
雪渓の下で水くみのお仕事をする仲間たち。雪が溶けたばかりのここも、やがてピンクに染まるのかなぁ。
26日、稜線に上がってご来光を楽しむ。右に2つ並んだシルエットの左は石狩岳。
手前は赤く染まる上ホロカメットク山。右奥が最終目的地の富良野岳。山頂にスポットライトが当たっている。
快晴にごきげんな仲間たち。 左奥の噴煙は、十勝岳の噴火口。アップにしたのが下の写真。
怖いくらいの噴煙。1998年後半ぐらいから活動が活発に。そのため十勝岳登山口には防災シェルターが。
昨日は6人で登った上ホロカメットク山、今日は8人揃ってタッチ! 十勝岳も一緒に記念撮影。
清楚なエゾウメバチソウさん。真っ白なウエディングドレスを着ている花嫁さんみたい。
アオノツガザクラさんとチングルマさん。何のお話をしてるのかな。
この子はエゾツガザクラさん。所々で群生して、一面を彩ります。
ニシキツガザクラさん。アオノツガザクラさんとエゾツガザクラさんが両親です。
富良野岳の登りで聞こえるにぎやかなおしゃべりは、エゾヒメクワガタさんたち。やっとお顔を写せます。
小さくて可愛いコイワカガミさん。 ちょっとお顔をのぞかせてね。
ずっと見守ってくれていたイワブクロさん。寂しいけど、きょうでお別れですね。
ヨーロッパアルプスを思い出させる、ミヤマリンドウさん。さようなら、また逢いましょうね!
最後におまけ。観光で回ったラベンダー畑。畑のパッチワークも素敵です。
ラベンダーだけではありません。たくさんのお花が出迎えてくれた花旅でした。