二つの三室山と龍田古道

その他行事
2021年4月1日(木)

いにしえから和歌集に唄われた万葉の世界、竜田川・斑鳩・王寺・三郷は歌碑で溢れています。竜田川と紅葉を唄われたものが多いが、春爛漫の桜吹雪きの世界もきっと素敵でしょう♪♪

新緑が目に眩しいく、本日は桜真っ盛りです💛💛古代、大和(奈良県)と河内(大阪府)の境界は生駒・金剛の山地で画されていました。そのため、大和と河内の間には、古くから山越えの道が数ヶ所儲けられていました。その一つに龍田古道があります。現在、龍田山の地名は残っていませんが、奈良の京(みやこ)から見て、西の山々を総称して龍田山と呼んでいたそうです。その山を越えて奈良から西へ向かった道が龍田古道です

王寺駅からバスで龍田大橋下車、どんな光景が展開するのかワクワクです・・・以前秋には王寺駅ボランティアガイドの元で訪れていますが春は初めてです

この先の橋で対岸に渡ります。竜田川の朱色の橋がアクセントとなります

一つ目の竜田川沿いの三室山が見えてきました

竜田川沿いの三室山は午前中が勝負、午後からは陰になります

河原にはイソシギが現れた

上空にはホオジロです

菜の花と桜のコラボ素晴らしい!!ここはあまりり知られてないのか、地元の人だけの静かな憩いの場所で春爛漫・・・紅葉時は凄いかも!!

ハナズオウも満開

歌碑♪♪在原業平は桃源郷の道で大阪側の彼女の元へと通い、ロード名にもなっている

少し高い位置からも素晴らしい!!・・・紅葉時が楽しみです

三室山は竜田川と大和川との合流に近い龍田川右岸にある小高い丘で、標高82メートル。県立龍田公園の一部 に含まれ桜の名所と町の憩いの場となっている。古く「みむろ」「甘南備」は、神のおられる里となっている 。一説によれば、聖徳太子が斑鳩の宮に移られた時、飛鳥の甘南備をこの三室山に移されたという。また竜田川 は古くから紅葉の名所と知られ、在原業平や能因法師などの歌人に多く詠まれている

三室山頂からは信貴山が望まれ、「藤原業平ロマンの道」の桃源郷も含まれているんだろう

大和川沿いに次の三室山へ向かいます

今度はイワツバメの子育て中、ここも上手に撮れない・・・ツバメは撮るのは難しい

大和川堰堤沿い平坦コース、気温はグングン上がり、半袖でも暑いくらいの陽射し♪♪マンネリしそうな時やっと三郷駅です

日本四関にはいる龍田関の地蔵尊

ここは水害や河川改修などで幾度となく移動されているようで、この辺りの街道跡も消失しているらしい(地滑り地区)

超早く、ドウダンツツジもう咲いています

ここにも歌碑、ここでお花を愛でながら昼食💛💛

ここが二つ目の三室山です・・・二つの三室山は兄弟山らしい

王寺・三郷町の街並みと明神山が一望出来る

三室山から上がっていくと、柏原の雁多尾畑(かりんどうはた)から来た場所が新たに「龍田古道の里山公園」と名付けられていた

ここは2012年に旧の会員Iinumaさんに連れられ来たが、まさか新プロジェクトでこんなになるなんて

車でも来られ、冷蔵庫も完備されBBQも出来るらしく最高の立地条件、まだ認知度は低い

ウワズミザクラも咲き出してびっくり!!

開花前、弾ける前のアケビの花が初々しい

今度は開花のミツバアケビの花です

ドンドン降りて行きますが、サクラの大木が長閑な雰囲気で、竜田川沿いとはガラッと変わります

サクラの杜に突入・・・この先もどんな光景かワクワクします

ここは人が少なくて落ち着く穴場で、時間がゆったりと流れる・・・

明神山が目の前です(明神山も360度の展望でお勧めで、今の時期に二つ目の明神山とセットで楽しめます)

キジの鳴き声につられて・・・見当たらない、代わりにアトリがいますが、残念ながら手前の小枝が邪魔

オオシマ桜

ここもボランティアガイドと来ていて、春だった気がします

以上二つの三室山からお送りしました

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