2021.9.17〜9.20
メンバー monkumi ta-san toshimo
複雑な動きをした台風14号に翻弄されながら、日程やメンバー変更有りの中、我らがリーダー穂高に行きたいの思いが揺るがず決行となりました。
(9/17)
19:00JR塚口-taasanの自家用車にて 一路上高地へ向かう
台風の影響か雨は降るけれど風はなくスムーズに3人で交代で運転
1日目(9/18)
12:05あかんだな駐車場ゲート手前にて(仮眠)3:50ゲート開く 4:13駐車
5:20上高地行きバス発-5:56上高地-6:44明神-7:40徳沢-8:45横尾-10:04本谷橋-11:58涸沢ヒュッテーテント設営
2日目(9/19)
6:07テント場発-8:25南峰手前-9:00北穂高岳ー奥壁バンドー10:47最低コル-11:44涸沢岳-12:15奥穂高山荘12:30-13:08奥穂高岳13:30-14:07奥穂高山荘14:20-ザイデングラード-16:05涸沢テント着
3日目(9/20)
6:14涸沢テント場発-7:21本谷橋-8:19横尾-9:20徳沢-10:25明神-11:13上高地11:20バス乗り場11:30-平湯の森-19:38JR塚口駅
1日目(9/18)上高地→涸沢カール
上高地出発時は降っておらず期待したが、やはりずーっと雨。小雨では無い時もあるくらい
横尾も雨…でもメンバーは明日の晴れを夢見て元気!
ガスってしまいましたが、ta-sanがかつて登った岩山が見えました。すごっ!
本谷橋も雨の中。木陰で休憩して…からの登りがきつかった^^;
やっと涸沢ヒュッテの看板が!
残念ながら涸沢カールはガスの中…雨の中のテント設営となりました。全てがビショビショ…でもまずはビールで乾杯!そしてその後はお楽しみの鶏鍋。あったまるー!
2日目(9/19)北穂高→涸沢岳→奥穂高
待望の晴れの朝。モルゲンロートもバッチリ。
さぁ。今日はいよいよ穂高の縦走です。涸沢ヒュッテの方向から涸沢小屋を望むと、色とりどりのテントがー我らがテントはどれだ?朝日に照らされた北穂の方向。
北穂高へ出発!涸沢カールのテント達が朝日に照らされる花々のよう。
なかなかなガレ場の急登が始まります。
クロユリスラブもなかなかの岩登り。
そして…こーんな激しい鎖場や
こーんな梯子も出てきました。
でも岩登り、梯子登り楽しー!
そして高度が上がるに連れてピーカンに晴れ渡った空の下に広がる景色の雄大さ!素敵♪すてき♬
感動です♫やっぱり山はいいー!
富士山、蝶ヶ岳、常念岳、燕岳、八ヶ岳も見えました!去年歩いた表銀座が見えて山の配置がすごく良くわかる!楽しい♬
やった!北穂高岳登頂です。
槍が見えます↑↑なんと私とta-san来週は3年越しの槍リベンジです。待っててね!槍さま♡
これから北穂高から涸沢岳への縦走スタートです!気を引き締めて行きましょう。
激しい岩場連続そして奥壁バンド(今回のコースで1番怖かった)も、行く先が目に入ると岩のゴツゴツがバーンと目に入りドキッとしますが、恐れていた恐怖感はなくホッ。
ta-sanの手足の動き、足の置き場所をよく観察しながら慎重に進みます。的確なアドバイスもありー安心して進めました。
涸沢岳登頂!とても狭いのでリーダー代表でパチリ(^^)
今通ってきた奥壁バンドらへんのガラガラ岩ーすごい岩感あり!あんなとこきたんや!
涸沢岳の下りはまったく問題なくーリーダー判断の北穂から奥穂への縦走は本当に正解です!
奥穂高小屋。水も足りなければ買えます。手ぬぐいゲット(^^)
奥穂高岳にアタック開始。北穂から涸沢岳通過で、心も体も準備OK。奥穂の梯子も鎖場もあまり激しく感じませんでした!
奥穂高岳登頂!みんなテンション↑↑↑山頂の祠にて撮影順番待ちで3番目くらいでした。やったぜ!
そして、ジャンを目前に見てしまった…カッコいい…本当にカッコ良すぎる!行ける日が来るんだろうか?!
下山はザイデングラード。ここもなかなかの岩場。梯子あり、鎖あり…気を抜いてはいけません。
これが下から見上げたザイデングラード。よく頑張りました。
そして…この後、信じられないことが起こりました。充実した縦走を終えてホッとテント内で乾杯グビッいい気分!至福の時の最中ー17:18頃、岐阜県飛騨地方、最大震度4の地震発生。震源地は槍ヶ岳の直下だったとのこと…グラグラっときた途端ザラザラ…と奥穂の方から
(すぐに北穂の方からも最後には前穂の方からも)岩が崩れて落ちていく音が。慌ててテントから出ると、後からみればガスがかかっているかのような砂煙が至るところから…怖いーしかありませんでした。ヒュッテの遭難対策小屋?から『避難してくださーい!』と聞こえましたが、しばらく様子を見てもう大丈夫だろうと思ったら、再び余震が…の繰り返しで…しばらくテントの外で様子を見ました。
少し暗くなってきている中、テントを撤収して移動する人(ヒュッテ近くに寝袋のみで夜を明かした人もいたようです。)もいて焦りましたが、暗くなってからの移動は危ないし、朝1番に登山道をパトロールするとの情報も入り、自己責任で降るのは明日にしようーとテント外で晩ご飯作り、下山のためには休息を取ろうとテント内でヘルメットや非常持ち出しを抱き抱えながら眠りにつきました。
横になってから余震はほとんどなく朝を迎えー無事に下山開始できましたが、パノラマコースは危ないため通行禁止のロープが貼ってあり(もちろん地震の段階で諦めていましたが)断念。もと来た横尾経由、上高地へのルートでの下山となりました。
3日目(9/20)涸沢カール-本谷橋-上高地
地震があったとは思えない翌朝のモルゲンロート。
帰りは晴天の本谷橋。
行きしなは雨の中だった為、晴天の本谷橋や横尾、徳沢も景色を楽しみながら通過…もちろん徳沢のアイスクリームも。
あともう少し…の安心表情で(^^)なんとも言えないですね)^o^(
すんごいおまけがつきましたが、涸沢カールテント泊で憧れの北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳が登れて自分の自信につながりました。
今回の山頂から見た山への思いを次の山行きにぜひつたげていきたいです。
台風や地震と自然に翻弄されながらもその大自然を楽しむ山行きをしっかりと導いてくださったリーダー、サブリーダーに感謝です。