2022年1月5&6日

参加:yoyu(単独、記録)

1/5(水) 年末年始の積雪でようやく昨年の同時期に近づいた感じ。　だいたいのバックカントリールートは地形が隠れてブッシュが埋まり、選択肢が十分揃いました。新年初滑りは白馬乗鞍温泉スキー場、通称ハクノリから若栗の頭に登り、ツリーランで黒川沢経由でスキー場に戻るルートにしました。　八方尾根のBCルートは無木立のため強風でパックされた重めの積雪が多いけど、ここは北斜面でかつ森林帯なのでフカフカな新雪が残ってるハズ。　先行パーティがいるだろうなと思ってリフトに乗りましたが、降り場にはBCルートへのトラックは無し。　自分でラッセルして登るのはしんどいけど気持ち良い。　南に栂池スキー場が見える。　前夜は降らなかったけど結構フカフカで、ストックを強く刺すとグリップまで沈みます。

左手に栂池スキー場を見ながら登る

樹林帯ですがブッシュは積雪に隠れてルート取りは楽、斜度がある場所はジグを切って登ります。　先行者も後続も見えず、黙々と新雪にトラックをつける。

静かな樹林帯、いい感じ

標高1,450mくらいまで登るとスキー場のゲレンデみたいに開けた場所に出ました。　「以前来た時にこんなの無かった。」と思いつつ小休止していると後続の方が追いついてきて、「若栗にリフト新設の計画があり、予定地の樹木を伐採したもの。」とご存じでした。　貴重な原生林なので撮影しておきたいと撮影のためにスキーで登って来られたそうです。　「アラー、好きなバックカントリーエリアなのに。。」と言うと、「反対意見もいろいろあったけど。」とのこと。　スキー場の経営のこともあるから個人の好き勝手は言えないけど、そうすると栂池～ハクノリのBCルートも行く値打ちがなくなるかもしれませんね。