2022年2月9日(水) yoyu(単独)
足のスキーブーツにあたる箇所が痛くてしばらくスキーを控えてましたが、痛みが少し和らいだ感覚になり長めのルートで歩いてみることにしました。 この日は快晴でしかも滅多にない無風の八方尾根となり、ルートは固く締まって多くの登山者達もアイゼンのみで唐松岳を目指してました。
前回は唐松岳を越えて不帰Dルンゼからエントリーしましたが、山荘手前の標高2,640mあたりに来ると雪庇も無くエントリー出来そうです。ここから唐松沢に入るルートは「バキューム」と呼ばれていて、呼称は恐ろしげ(?)ですが山荘手前からなのでピークハントは省略出来てアプローチは楽です。
固い部分があるものの、柔らかい吹き溜まりもあるだろうと期待。 しかし風にパックされた全然曲がらない雪質で、ターンの切り替えの度にひっかかってコケそうに。 コケて滑落しない様に緊張しながらで楽しめず。
Dルンゼとの出会いで滑ってきたボーダーの方は「良かったですね~」と声を掛けてきましたが、「いやー、こっちは悪かったです。。」
南滝は前回同様に巻かず、右岸トラバースで抜けましたがやっぱり怖い
南滝のすぐ先で休憩して行動食を食べてたらザザーと音がして西側の2本の沢から小規模な雪崩が発生。 あわてて下山を急ぎました。 渡渉は、堰堤のすぐ下流にできかけのスノーブリッジがあり、またいで渡れたために渡渉は無し。 林道で太ももが更にパンパンになり、二股の先でデポしてた自転車に乗って駐車場に帰還。 ブーツにあたる箇所がやっぱり痛い。。
(完)