鈴鹿の上高地をベースにイブネへ

縦走・ピークハント

最近よく耳にする鈴鹿の上高地、そしてイブネ・クラシ。会のメンバーも何組か行っていて、口を揃えて絶賛する所へ、念願かなって行ってきました。評判通りの癒しの空間、景色に大感動!

2022/4/16 大阪駅7:00発=朝明駐車場9時過ぎ着~庵座谷中尾根登山口~中尾根経由~大蔭~釈迦ヶ岳~大蔭~松尾尾根経由~朝明駐車場~根の平峠~鈴鹿の上高地
参加者9名が車2台に分乗して朝明駐車場に集合し、
まずは釈迦ヶ岳に登る。今日の天気はまずまずだが、冷たくてかなりの強風。山頂直下の”大蔭のガレ”を通過できるか不安が募る。
こんな春景色を愛でながら登山開始。登りは中尾根ルートを行く。

徐々に急登になり、体も温まる。

いよいよ大蔭のガレ。会員歴は浅いが、経験豊富な頼もしいメンバーに励まされ、弱気の虫も克服、無事全員通過。

釈迦ヶ岳登頂! 下りも慎重に大蔭のガレを通過し、松尾尾根を下る。車中にデポしたテント装備を体力に応じて分担し、今宵のテント場、上高地へ出発。根の平峠を越え、16:00過ぎ上高地到着。ここはさしずめ小梨平といったところか・・早速二張りのテントを設営し、空腹を満たした後は、数日前に誕生日を迎えたメンバーを祝い、そして8時就寝まで賑やかに語らいの時を過ごす。

2022/4/17 テント場5:30~コクイ谷出合~杉峠~イブネ・クラシ~テン場へ一気に下る破線ルート~上高地12時前着
体調不良の一人にテントキーパーをお願いして、イブネへ向けて出発。

迷ったときは地図と地図アプリと探索を駆使し、総力を結集して突破。素晴らしチームワーク。

たどり着いたイブネは聞きしに勝る見事な日本庭園!近くにこんな秘境があったとは。いろんな山に登ってきたがこんな風景は初めて!


一面に広がるふかふか絨毯でしばし体を休めさせて貰う。

イブネの由来は、漢字で書くと「伊船」と書き横たわった船のように見える事からそう言われたという説があり、クラシは、漢字で「暮尾」と書き、ニホンカモシカの古名である「クラシシ(嵓猪)」から取ったという説、どちらも詳しくは分かっていません。かつては人の背丈ほどの藪で近寄る事さえできなかったのだとか。鹿による食害で現在は苔むした湿原地帯となっています。【インターネットより引用】
イブネ北端から破線ルートを下る。しばらくは癒しの森を進むが、次第に激下りとなり、ル-トファインディングも必要。ここでもチームワーク発揮。

無事難所をクリアーし、上高地到着。明神池もこれこの通り。


小雨が降り出したので、撤収してもらっていた装備を各ザックにしまい、朝明駐車場へ急ぐ。
   

鈴鹿の上高地、鈴鹿の雲ノ平、いずれもその名に恥じない素敵なところでした。1週間後、メンバー入れ替わって、また行きます。滋賀県側の甲津畑から入るルートをツルベ谷出合にテント泊してのピストン。日帰りコースを1泊で行くので、イブネをゆっくり楽しめると期待してます。

 

 

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