まさに2021年11月のクリーンハイクでのグータッチから始まった屋久島登山大計画!Hasshinの呼びかけに総勢7名で山三昧+αの楽しい山旅となりました。
5/2(月)(Yamam夫妻は5/1に一足早く屋久島入り)hassin.norik.tosshiは7:25神戸空港から鹿児島(スカイマーク) 10:25鹿児島から屋久島(JAL)ーレンタカーにて12:30ひよりや(発酵玄米ランチ)から屋久島旅が始まりました。
一足遅れたsuzukさんはひよりやのランチタイムから合流。鹿児島で食べてたはずですが…本日の3食目美味しく頂いてました。
13:00島一周へ。屋久島は寄り道しなければ3時間弱で一周できるとのこと。寄り道しながら出発です。
まず磯モントリで『亀の手』ゲット。西部林道ではヤクシカやヤクザルに沢山出会えた。本州の種類より一回り小さくてかわいい。大川の滝はさすが日本の滝百選。リーダーとの大きさ比較で滝の壮大さがわかりますね。
今回の食事はランチ2回以外は全て自炊。お昼の行動食もオニギリ&おかずのお弁当。
夜ご飯はグロテスクだけど意外に美味しかった『亀の手』の他、トビウオのすり身の味噌汁、カツオの刺身、鯖の生節、絶品の首折れサバ、あごの一夜干し、たこ飯、サザエの壺焼き、ホタテバターなど屋久島ならではの美味しい魚介類で毎日ご馳走!(singoさんの肉じゃがと卵丼も美味でした)でもトータルで計算したところ1日3食で一人当たり¥997也!(それもビール含む)
その上リーダー太っ腹で屋久島限定の『愛子(焼酎)』一升瓶で買い込んでみんなしてお相伴に預かり毎晩酒盛り^^;肴は美味いしメンバーの話題は尽きないしでお酒が進みます。
リーダー御用達の宿、晴耕雨読はご主人が気さくに「コーヒー淹れようか」とのおもてなしにバックにギターの弾き語りあり、読んで字の如く本も沢山で居心地よし。
5/3(火)6:00ヤクスギランド駐車場からスタート。コマドリの澄んだ声の囀り、そして屋久杉(標高500m以上に自生する千年以上の樹齢の杉。千年に満たないものを小杉と呼ぶ)がどんどん姿を表す中を進む。7:10ひげ長老前で朝食おにぎりタイム。7:50天文の森から釈迦杉。次々と現れる巨木に圧倒。
屋久島が2回目の私も、苔むす森にうっとり…そして次々出会う、屋久杉のさすがの存在感に「すごーい」「でかーい」と一喜一憂しながらなので、なかなか進まず…それでもヤクスギランドから太忠岳への登山ルートへ入り 見上げる天柱岩の真下に到達。すんごい迫力。寄りつく途中の車中で山の頂上に乗っかった不思議な異様な突起した岩でした。
上まで40メートルあるそうです!これはまさに大迫力。
下山後、後着のyakumariをピックアップに空港へ。こちらが少し遅れた為、既に3キロほど歩いてトレ!さすがです(^O^)
14:00『潮騒』でトビウオ唐揚げ定食。並んだ甲斐があった屋久島の味。
5/4(水)
今回の山旅メインイベント…宮之浦岳から永田岳、そして縄文杉、ウィルソン株からトロッコ道を通過して白谷雲水峡への一泊テント泊縦走。お天気がなんとか持ちそう?なので決行となりました。嬉しい限りです。この日は、下界を楽しむ予定のsingoさんにも、すんごいくねくね道を運転してもらって淀川登山口へ(ありがたや…)5:00歩き始める。
6:55 高盤岳展望台 お豆腐岩見えた!って豆腐というよりふんわりコッペパンに綺麗に切れ目が入ってるように見えたのは私だけ?
7:15 小花之江河。そして花之江河。日本最南端の高層湿原。温度低く、霜柱が立ってました。
屋久島の山独特の岩ゴロゴロの山頂付近…ジブリのアニメにこんなキャラクターいたよね(^^)
10:30 やった!まずは宮之浦岳登頂。皆さん満足気に、このとっておきの表情(^-^)
天候や時間の加減で行けるかどうかだった永田岳。リーダー判断で2時間の間に行って帰ってこれるのなら各自のペースで行こう!と決定。荷物を2人用テントのフライでくるんでデポ。よーいスタート!と有志は永田岳へ。(歩荷もまだあるので無理せずーのshokoさんは日差しが気持ちいいお昼寝タイムでしたzz)
11:40 やったぜ❗️永田岳 登頂(ごめん^^;yakumariがいないけどいたんだよ!)
またもや歩荷で突き進む。ビャクシン岳(坊主岩)右上の岩、顔になってるでしょ?!
長い長〜い続くヒメシャラの森を抜けて…
標高が下がると、巨木の森に帰ってきた感じ。
15:00 今回のテント泊地の新高塚小屋に到着。すでにテントがたくさん立つ中、2つテント建てられる特別テラスで?テント設営。(yamamot家の前室ありはありがたい)『今度前室で焼肉しよー!』と謎の盛り上がり(^^;;
さすが屋久島のテント場…こんな大きな巨木やらヤクザルやらがお見えの中、今夜はお好みレトルトでカレーメシ&ぶっ込み飯。簡単で美味しく軽い…これっきゃないね。
5/5(木)
4:55出発して 5:50高塚小屋着。
是非会いたかった縄文杉に6:07着。なんと表現したらいいのか…やはり3千年も生き続けている貫禄からか荘厳な雰囲気。圧巻デス。悠久の時の中様々な困難を乗り越えてじっと耐え続けたあなたに少しでもあやかりたい…なんてね
夫婦杉、ウィルソン株、トロッコ道(8:20大株歩道入口から9:45楠川別れまで)仁王杉
荷物デポして太鼓岩へ
10:50太鼓岩…隙間があり叩くとポンポン音がする。
11:05女神杉と我らが女神(^^)
12:30白谷雲水峡 苔むす森到着。大縦走無事終了。ここからsingoさんのお迎えで車組とバス組に分かれて晴耕雨読へ。洗濯チームと車を取りに行くチームに役割分担。
5/6(金)屋久島南部は昨夜からの雨が午前中残りそうだったが、雨量少なめなので、モッチョム岳登決定。
6:50千尋の滝(登山口)昨夜の雨のため滝の水量が半端ない!
8:10万代杉。過酷な自然状況の中すっくと立っている…すんごい迫力。
途中雨脚がひどくなるシーンもあり、濡れて滑りやすい根っこだらけでおまけにこれでもか?!とアップダウンの繰り返しでなかなかのルート。それゆえ写真がありませぬ^^;
10:04それでもとうとうモッチョム岳登頂!雨も上がってました。景色は全く見えずでしたが、ラストの岩も苦労して登って降りただけあり達成感ばっちり!
下山も十分注意してだったのですが、途中で私がコケてしまい右腕負傷…メンバーの迅速な応急措置やご協力の元無事に下山できました。その後この日に帰阪するお二人チームと、病院受診チームに分かれての行動に。雨の後、滑ることを十分想定しての行動が必須であることを自覚しました。そしてその後、ヤマビルにも3人がやられていることが判明…温度、湿度、天候によりばっちりやられたわけです(^^;;
5/6(土)最終日。私の負傷のお陰で、登山はなくなり…温泉やお土産買い、ガシャマル公園などのんびり過ごす事に。
てな訳で…長旅ゆえ長ーいHPになってしまいました。でも屋久島の山々が思う存分楽しめて美味しい料理も堪能できてメンバーの皆さんと楽しい時間が共有できた充実の山旅でした。リーダーはもちろんご一緒してくださった皆さんに感謝です!