にぎやか沢登り – 台高 櫛田川(蓮川)水系 唐谷川

沢登り
控えめなアホポーズでスタート

7月24日(日) yukki(L), kamako, kyon2, hassy(SL), hasshin, ko-he, dai, yoyu(記録), maki, natsu 計11名

前夜から涼しく、早起きの当日朝も空に秋のような高層雲があって寒さを心配しましたが、車を走らせる途中にどんどん夏空に変わり、三重県松坂市の唐谷橋の駐車スペースに到着した頃には絶好の沢登り天気。 沢装備に支度して出発前にリーダーの yukkiはいつもの(?)アホポーズで集合写真を撮りたかったみたいですが、メンバーに抵抗されて冒頭のかなり控えめな写真になりました。

唐谷川は入渓まで左岸川沿いの山道を少し歩くだけのお手軽アクセス。 ルートにはヤマビル多数との事前情報ですが、入渓までには出現せず。 唐谷川には3つの大滝があり、すべて巻くのですがそれ以外の小滝の多くは直登可能で、ナメも多く、時には先行した hassyがロープをセットしてくれたりで、水線基本で進めるなかなか気持ち良いルートでした。

maki-chanアブない(!)

釜を泳いで滝に取りつく箇所も多かったけど、水温は低くなくて快適でした。

釜を泳いでナメ滝にとりつく

クライマーとしての実力とは裏腹に、沢に来るとルートファインディングが悪く、最後尾を死んだ顔でトボトボ歩きがちな jun2も、前夜は酒を少な目にして早寝したそうで、この日はなかなか元気。 先週の南紀の時と同様に、昼ご飯を食べたら元気になるパターンに変わったみたい。

クライミングの進歩著しい natchanと kyon2の、沢でのギリギリのパフォーマンス対決を期待してたんですが、二人ともアグレッシブさは見せずじまいでちょっと残念。。 沢でも強い kama-chanは、今回はラバーソールの沢靴にして失敗。 全般的に安定はしてたけど、歩きで滑りやすい石になかなか苦戦してました。

一の滝に到着して大巻き。 ヤマレコの記録に「高巻き時にも蛭がウヨウヨと取付いてくる」とありましたが、斜面に取りつくとたくさんカマクビをもたげて取り付こうとしてたそうです。(自分は気づかず。。)

一の滝に到着

この時点では吸血被害は確認せず。 更に進んで二の滝へ。

二の滝の下段を登る相談をしてたらリーダーに止められる

yukkiはリーダーの責任感から慎重です。 終始最後尾を守ってたので、誰かが「誰がリーダーやったんか分からへん。」と冗談言ってたのですが、実際はしっかりしてました。 しかし、最後に駐車場へ戻って着替えてから「お風呂(ホテルスメールの黄金湯)は全員参加!」と宣言して、いつも風呂抜きで帰るメンバーからは「え~!?」とブーイング。 結局、有志だけでお風呂をいただいて帰宅。

沢登りに戻って、二ノ滝は左岸を小さめに巻いて通過。 関西沢登り100の遡行図では二の滝の巻きは「緊張する箇所もあるのでロープを出して安全を期す」とありますが、実際にはそんなにアブない箇所は無かった様に感じました。 一の滝と三の滝の高巻きはザレた急斜面で、そっちの方がずっと緊張しました。

最後の大滝、三の滝に到着。 高巻き前に滝の下に入って滝行のまねごとをして楽しみます。

三の滝に到着
滝行のまねをして楽しむ

三の滝は右岸を山道まで高巻きですが、ここにもヤマビルが多数。 おまけにザレた急斜面で不安定な石が多くてラク多発、かなりアブなかった。 なんとか山道に巻き上げて yukkiが遡行終了宣言。 計画では更に遡行を続けて標高794mの奥の二股にある植林小屋までの予定でした。 また沢に巻き下りて中小の小滝を超えて行くのも良かったかもしれませんが、三の滝までで十分楽しめたので全員異存無し。 しばらく迷岳への登山道を逆に下ると歩きやすい林道に出て、これまた快適に下山。

駐車場に帰って着替えの最中にアチコチから「イヤ~っ、ウワ~!!」と声が上がって、たくさんのヤマビルを持ち帰ってました。 特に jun2は多数付いてたみたいでしたが、吸血被害は natchanだけ。 それも既に犯人のヤマビルは落ちた後らしく、なかなか血が止まらない一か所のキズが見つかっただけ。 まあ最小被害と言えるのでしょう。

とても楽ちんで、楽しいルートでした。 リーダーの yukki有難うございました。

(完)

 

 

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