初奥美濃沢登りは、海の溝洞(うのみぞほら)と本流 1日目

沢登り

 

2022年8月20日〜21日

参加者 hassy(L)yassun(SL)dai(釣り師)kome(ガードマン) kamako(応援)jun2(記録)

共同装備 50mロープ1、30mロープ1、15mフローティングロープ1

必須 ライフジャケット 上半身に厚みがありすぎるものはヘツリに邪魔。

寒さに弱い人はセミドライオススメ。5☓3でも動けるが、もう少し薄めが良いかもしれません。

ついに来てしまいました。ゴルジャーなら一度は足を踏み入れたいらしい海の溝洞。ゴルジャーでも何でもないし3級ってあかんやつやろ?と思いつつ動画でみる水の綺麗さと圧巻的な巨大ゴルジュを見てみたい欲求に負けました。

橋の袂から懸垂で降りたらいきなりこれを渡渉するよう。「アカンねんけど。昨年の父ヶ谷増水時も怖かったやないかーい」私の心の声と懸垂で使ったロープはそのままにして先に進みます。

橋を見上げる。もう帰りたい。頑張れーと言いつつ突破されたら私も付いていくしかないのか・・・ワタクシの葛藤が続きます。

強めの流れを渡渉して、左岸をヘツリながら流れに飛び込むこと数回。3人が交代でトライする。でもね、そこ超えても次はこれですよ!

というわけでリーダーの「戻りまーす」を合図に撤退することに。正真正銘の撤退は初めてかもしれない。今回はコンディションが悪すぎた。また来年の下見と言うわけで。それぞれの想いを胸に残置しておいたロープで登り返して橋にもどります。

東屋でちょっと休憩したあとは、気持ちを切り替え本流の遡行に。本流は水量が多い方が楽しめる・・・うーん。観光バスの運転手さんによるといつもより50cmくらい水位が高いかな?とのこと。

そうっすね。わりとたっぷり。画像では穏やかに見えますでしょ?本流だけあって、まあまあ流れてるんですよ、これでも。

たっぷりの水を堪能しながら遡行します。今回、絶対寒いからとメルカリで厳冬期サーフィン用のセミドライを購入した私は何かこのやたらと多い水量のヘツリや泳ぎでテンション上がり始めます。

浅いところもありますが、だいたいが泳ぎと濡れたくない人は必死にヘツリます。右岸から左岸、左岸から右岸何回も渡るんですが、水量が多いためだいたいロープ出してもらいました。

この先が海の溝洞との出会い。寒さでガタガタ震えるkomeちゃんとkamako、ちょっとヘツリに疲れたjun2の3人は先をいく若者たちが引き返してくるのを待ちますがいっこうに帰らない。「この先に巨大ゴルジュがあるんですよ!」というわけで先に進みます。

朝イチに上から眺めた本流から、遠くに海の溝洞の入渓地点を眺める。

たぶんこのあたりが巨大ゴルジュ地帯

水量が少ないと右岸から懸垂して、左岸に取り付き、奥にある洞穴に行けるよう。もちろん今回はここで終了。

帰りは激流以外は流されて楽ちん。途中左岸にフィックスロープを見つけ、本来ならキャンプ場まで下るところを林道に上がれ本日の遡行は無事に終了。

奥美濃はヒルいないと勝手に思ってましたが台高と同じくらいいっぱいいました。ヒル被害者が3人もいて、特にdaiさんは3ヶ所も吸われて血ぼとぼとになりました。

本日のお宿千家さんの豪華夕食。鮎のお造りに塩焼き。飛騨牛陶板焼にイワナと野菜天。風呂上がりにビールとお菓子をちょっと食べちゃってて少し残してしまったのが心残り。

おまけ。奈良の沢と比べると観光地でした。湧き水からできたというモネの池も見に行きましたがたくさんの人でした。

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