岩稜歩きが楽しい東赤石山周遊

縦走・ピークハント

四国の山といえば、何かの雑誌で見た三嶺しかしらないyukkiが記録担当します
8月に続いて台風通過や天候不良のため(今回は全員一致)中止となった伊藤新道の代替登山
なんせ前日まで雨と台風通過で大荒れ、さすがに北アルプスのバリエーションは無理という判断です
ということで前日に急遽計画したわりに上手くいった四国遠征の1日目、東赤石山→西赤石山縦走の記録

さて運転してる間、平家の落人伝説と四国の山深さに熱く語りつつクマが出てきたときの対処を伝授しながら現地に向かいました
徹夜で走って一気に筏津登山口へ、仮眠したとはいえけっこうシンドイ!途中のガススタでで意識を失ったへっぽこおじさんyukkiの代わりに現地まで運転してくれたyassunに感謝です

日時 : 2022年9月24日
山域 : 東赤石山
参加 : yassun(L), kamako, yukki(記)
その他: 野うさぎ、タヌキ などなど

さて、台風一過の青空を期待してきた通り素晴らしい天気
それでも前日までの強風に煽られたのか登山道には小枝や葉っぱが散乱していました

kamakoが拾い集めた栗
まだ青い毬栗が大量に散乱していたので割ってみると2Lサイズの栗が入ってます
でも未熟なうちに落ちてしまったんので食べられない、はず
諦めきれないkamakoは持ち帰って蒸したり焼いたり試すらしいけど止めておいたほうが良いような・・・

まぁ、なんやかんや登っていきましてサクッと稜線です
ふだん岩か沢しか登っていなく、山道といえば沢の高巻きや杣道ていどなyukkiにとっては天国のように快適な道が山頂まで続いていまし
登山口からはたぶん1100mアップて程度

山頂に到着したときには雲がいっぱいでしたが休憩している10分ほどのあいだに見る見る雲が切れて秋の青空が!
遠くに新居浜市が遠望できたり瀬戸内海の島々が見渡せたりと山と海をいっぺんに堪能できるゴージャスな景色が楽しめました
3人で撮るお初の50周年記念手ぬぐい写真

この辺特有らしいカンラン石の上を行く岩稜帯歩きは、めちゃくちゃフリクション良くてガシガシ楽しく歩けます

八巻山から来た方向の東赤石山を遠望

その後は前赤石山あたりまでは同じような岩稜あるきで楽しめます
物住頭から西赤石山はよくある稜線歩きで展望だけが取り柄みたいな感じで、笹ケ峰あたりまで案外近くに思えます
でも、目の前に見えているからって直ぐに行けるとは限らないのが四国の恐ろしさ
このあと県道の通行止めだったり、信じられないくらいの迂回をすることになるとは・・・

まぁ、それは置いて登山の続き

稜線途中でやたらそそられるボルダー発見!
どうやってバランスとっているのかわからないけどメチャクチャでっかい岩がドーーーン

作ったようにホールド・スタンスがあってマットとシューズがあればいいラインが作れそうだけど落ちたらシャレにならないので初手or2手目まで
上まで抜けたらさぞ気持ちいんだろうなー--と後ろ髪惹かれながらこの場を後にします

yassunたっての希望で別子銅山跡を見学しながら下山していきます
東洋のマチュピチュと云われていたとか・・・というのもその場の案内板を見て初めて知ったレベルのyukkiですがいろいろ下調べしてきた様子のyassunにとっては感慨深いものがあるようで案内板やら遺構やら見つけては感動していました
はじめはピンとこなかったけど思ったよりもたくさん遺構があり整備したら、ココはかなりの観光資源じゃない?という印象
ぜひぜひお勧めなので登山に行く時には、コースに組み込んでみてくださいませ~

そして日浦登山口の近くまで降りてきたときにあったのが、このダイヤモンド水
途中であったテン泊縦走のかたに「水だから味はないのだけど、とにかくおいしい水」とおススメしていただいてたので期待大
たしかに飲んでみると「冷たくて柔らかくておいしい~!!!」のです
水筒とペットボトルに大量に詰め込んで今晩のテント時の夕食となるダイヤモンド鍋を作ります

kamakoのダイヤモンド鍋
このところ鍋の締めとしてめっきり定着したサリ麺まで投入してガッツリいただきました~

しかし寒い・・・
山深い四国の奥地でTシャツしかもってきていないオッサンには辛い夜でした

本日の行動
深夜0時移動 → 早朝4時現地着
2時間仮眠
6時行動開始 → 夕方4時25分下山
夜8時30分就寝

けっこう疲れました、1日目はこんな感じです
ではでは

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