2023年2月16日(木) yoyu(単独)
昨シーズンは1月を初回に4回滑った唐松沢ですが、今シーズンはこの日が初めて。 山岳滑走気分が味わえる最も好きなルートですが、今回は。。
雪面は終始硬く締まって斜度があるところではシールの効きが悪い。クトーに頼る登りで、一番斜度のキツイ 2,361ピークへの登りではスキー板は担ぎました。
先行の3人パーティは急な下降箇所の前でルートを勘違いされてたのか、抜いてしまいDルンゼに先着してしまった。 パウダーだったら申し訳無いけどそうじゃなさそうなのでさっさと準備して滑走開始。 数ターンだけ平らで気持ち良かったけど、すぐに雪面はガタガタに。 スキー板が跳ねられて転倒すれば数100メーター滑落する斜度なので、慎重に下る。 スキーの気持ち良さは無しです。
風などで荒れた雪面が先週末の日曜日の陽気で固まったのかもしれませんが、こんな悪い唐松沢は初めて。 なるべく平らな箇所を探しながら滑り降りましたが、楽しくなかった。。
唐松沢と無名沢が合流すると南滝があり、通過するか巻くかの選択が必要ですが、先行の滑走跡は滝に向かってるので行ってみることにしました。 滝の直上は積雪がテラス状に発達してて通過は容易でしたが、出口の落差が大きく、写真ではそう見えないけど垂直。 おまけに落ちると露出した岩に当たりそうで、必死かつ慎重にスキーを滑らせてソフトランディングに成功。 あ~怖かった。
南股入で渡渉して林道を二股まで滑り、デポしてた自転車で駐車場に帰りました。 唐松沢はほんとに悪かったけど、負荷のある山行をした満足感で美味しいピールは飲めました。
(完)