ランニングをする人にはメジャーなテーピング。
登山者の中では、まだテーピングをして登山をする方は少ないように思います。
今回は予防テーピングを理解し、マスターして頂き、怪我のない安全登山に繋げて頂こうという目的で外部講師をお招きしてのテーピング講習会を実施しました。
講師はピップ株式会社 テーピングインストラクターの丸山里夏さん。
全国のマラソン大会でのブース出展や学校の部活でのテーピング講習の実績をお持ちの方をお招きしての講習会。
今回は午前中クリーンハイクも実施され、より多くの会員の方に参加して頂こうと仁川に会場をお借りして実施。
26名の方にご参加頂きました。
まずは、筋肉のことを理解するところからのお話。
筋肉がどこに繋がっているかも理解することが大事。
テーピングは第二の筋肉と理解することで、何処の箇所にどうテーピングするかを理解した上で実際に自らでテーピングを実施。
今回は登山に必要な箇所として下記3箇所のテーピングをマスター。
*太もも
*膝周り
*足裏土踏まず
まずは太ももから。
ポイントは筋肉のサポートの為、テーピングは引っ張らない。
続いては土踏まずのテーピング。
長く運動を続けると疲れでアーチ部分が崩れて、怪我に繋がる。
崩れを防止する意味でのテーピング。
同時に外反母趾も軽減してくれるテーピングを実技。
まずは、動画で貼り方を確認。
ここでのポイントはアーチをキープするので、テーピングは引っ張って固定。
外反母趾の方にはオススメ。
3箇所目は皆さんのお悩みが多い膝周りのテーピング。
この箇所のポイントも膝を固定する意味で、テーピングは引っ張って貼る。
丸山さんの実演も見ながら皆さん自分でテーピング。
予防テーピングはこの3箇所。
今回は、登山で一番起こりやすい捻挫への処置として、医療テーピングも実施。
皆さんご存じでしたか?外側と内側のくるぶしの位置(高さ)が違うこと。
ここも足首のことを理解しテーピングを実施。
山で捻挫したことを想定し、2人一組でお互いに相手の足をテーピング。
今回はすぐに処置できる簡単な方法を教えて頂きました。
ただ、これ以外に難しかったようです。
丸山さんも見て回りながら実演。
皆さん、熱心にテーピングを理解、マスターされていました。
今回ピップ株式会社 丸山さんのご厚意でなんと・・・
3種類のテーピングをお土産に。
最後にはテーピングの即売会も。
こちらもあり得ないぐらいお安い価格で販売。
今回のテーピング講習会を機に、予防テーピングを実践して頂き怪我の予防をすることで、
より長く、安全に健康に登山を続けて頂ければ幸いです。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
(綺麗にテーピングが貼れるように練習してくださいね。)