12月9日(土) yoyu(単独)
一昨日まで八方尾根の上部ゲレンデは登山者も「立ち入り禁止」だったのですが、「金曜日から滑走エリア拡大します。」という告知があり、その日に行ってみると写真のようなカンバン。
昨年の12月はたしか「立ち入り禁止」の文言だったので、わざわざスキー場のパトロール事務所に行って「あそこからバックカントリーに出ても良いですか?」と確認したんですが、今年は自己責任の文言に変更したのかもしれません。 近くにパトロールの方がおられたので念のために確認したら「カンバンの通りです。」とのこと。 今シーズンはまだスキーで登っておらず、翌日の土曜日も好天予報なので八方尾根を歩くことにして計画書を長野県と武庫労山の両方に提出。
予報の通り快晴で、スタートはほぼ無風。 暖かいというか、歩くと暑い。 リーゼングラートのリフトはまだ稼働していないので黒菱平からシールを付けて出発。 前日も快晴で暑いくらいだったので雪面は凍結してるかもと思ってましたが、思ってたより柔らかく、シールも良く効きました。
先日の遠見尾根の眺めも良いけど、少し登るだけでアルパインな風景の中に身を置ける八方尾根はやはり別格です。
下の樺から上の樺への急登をこなすまでは別の3人パーティの後を登ってたんですが、その方たち(スキーヤー)は上の樺から無名沢方面へ滑るそうで、上の樺から先頭になりました。 前日の金曜日にも何人か入山したハズですが、ここまで来なかったのか踏み跡もありません。
シーズン初めの足慣らしなので上の樺までで十分だったのですが、その一つ先の 2,361mピークへの登りが八方尾根の一番の急登箇所で、やっときたいなと思ってそこまで足を延ばしました。 シールの効きが悪くなかったせいか、以外に楽に到着。 滑走の支度をしてると唐松岳を目指すスキーヤー3人が通り過ぎて行かれましたが、自分は次の機会で。
上の樺より下では快適なスキーにはなりませんでしたが、計画した歩きは問題なく達成したので気持ち良く下山。 暖かい日が続いて山麓の雪はどんどん溶けており、しかも12月17日まで天気予報に雪マークが無い状況なので今後が心配ですが、機会を見つけてバックカントリーへの備えは続けたいところです。
(完)