2024年1月5日(金) yoyu(単独)
クリスマス前にそこそこまとまった降雪があったものの、それ以降は寒気が緩み好天も続いてスキー場の山麓の積雪はほぼ無くなってしまいました。 上部は固くてもスキー出来ますが、バックカントリーに出る前の足慣らしにリーゼンコースを一本滑り下りてみたら何回も石を踏んでスキー板に何箇所か傷を付けてしまいました。 古い板にしといてまだ良かったけど、こんな状態で営業してエエんかな?と思うくらい。
八方尾根最上部のリーゼングラートは「(積雪不足で)植生保護のため」まだ「スキー禁止」 ただし、リーゼングラートのリフトは登山者とバックカントリースキーヤー&ボーダーの為に運転はされてて、入口には係員の方が確認して乗せてくれます。 ゲレンデスキーヤー&ボーダーも滑走具を置いていけば乗せてもらえる様です。
この日は押出沢なので登りは20分ほど。 雪面はそんなに固くなくてクトー(スキーアイゼン)は無くても良かったかも。 下の動画、風が強そうに思うかもしれませんが、冬の八方尾根としては普通で大したことありません。
夏季トイレ付近(標高約2,000m)の北側でさっさと支度して押出沢に滑り込む。 エントリーは固いところと吹き溜まりが交互にあってややこしいけど、すぐに底付きの無いパウダーに。 「おっ、ええやん」 太陽が背中にあるので、前に自分の影があり、ターンの度に盛大にスプレーが巻き上がって気持ち良かった。
しかし中間部から下部は荒れた固い雪面に浅めの新雪が載ってるだけで、しかもまだ雪に埋まっていない凸凹地形がそのまま。 下るだけです。 途中、単独の外人のボーダーに「ビューティフル!」って声を掛けられたけど、そうかぁ?
渡渉はうまくいき、ブーツに水は侵入せず。 林道で2回ほど板を外して歩きましたが、思ったより長めにスキーで滑れてゴールの二股に到着。 デポした自転車に乗ろうとしたら、ビューティフルの単独ボーダーが「ここにタクシー呼べる? けど自分の携帯は圏外やわ。」と困ってたので、アルピコタクシーに電話したけど「混んでるからだいぶ後になる。」とのこと。 「自分でなんとかする。」とのことで、別れて自転車で下山しました。
(完)