清閑瀞沢下り – 水難講習

沢登り
沢下りなんで流されます

2024年8月18日 yoyuと非会員7名、合計8名

個人的に通年で沢登りを楽しんでる消防の ITさんによる南紀の清閑瀞での水難講習付き沢登りに参加。 個人のボランタリーな講習ですが ITさん以外にも水難救助の専門家(隊長!)も参加して講師を務めてくださいました。 入渓の前にテキストを配って座学の後で川に入る。

隊長のさすがの筋肉

しかしこの日は水量が少ない! 二年前に hassy, yokoさん, jun2, daiちゃんと行った時よりもっと少ない。 その時 yokoさんが開発した浮き輪でのキャニオニングの情報は事前に共有して3名が持参しましたが、水量が少なすぎて前半は歩きが多い。

水量乏しく、講習できるんやろかと心配

講習のテーマは水流やハザードを読む、バックウォッシュや浮力の無いボイル、エディーなどに実際に入って体感、脱出や水流の中でストレーナ(障害物)やロープによる拘束の体験、スローバッグ投げ(SlowじゃなくてThrow)による救助などです。(フローティングロープ付のスローバッグは FineTrack製を持ってますが、そんな高価なヤツを買わなくても Amazonなどで 2,000円前後で買えることをここで知りました。) 加えて今年は長良川での事故があり、ロープ結束・拘束による危険性も強調されていました。(消防も結束はせず、ただしワンタッチでリリースできるハーネス付きのライフジャケットを使うことはあるとのこと)

水流が貧弱で講習する場所がなかなか無い中、なんとかやっていただきました。

ストレーナに拘束される体験

ロープにつかまっても水流に抗うのは無理で確保者も耐えられない(なので安全な箇所に逃がす)

Throw Bagの投げの実践、要救助者のとるべき体勢の練習

この日の水流では怖さを感じる経験は出来なかったけど、水難講習として安全確実に基礎を体験するには良かったのかもしれません。

清閑瀞後半は廊下状の泳ぎが長く、三年前は寒さで震えましたが、この日は水量が少ないせいか水温も高くて全く寒くない。

浮き輪でスライダー

終盤の長い廊下を流れて下る

長いキャニオニングを終えて脱渓

二年前は車一台だったので脱渓後に峠越えの車道を延々と歩いて車に戻りましたが、今回は全員の着替えを入れた車を一台デポしていたのでドライバー以外は着替えて待つだけで楽ちん。 逆に、メンバーに「よくこの道歩きましたねー。」と感心されました。

ITさんを含めて講師の消防三名の方、本当にありがとうございました。 沢登りでの水難講習はまた実施されるそうなのです。

(完)

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