最近流行りの白川又川下部ゴルジュ
入り口から出口まで直線距離だけでいうと、たぶん300mほどの短い区間に沢の核心だけ詰め込んだジムのような区間です。クライミングでいうとボルダリングっぽい雰囲気か？ とはいえ「一に池郷、二に前鬼、三に白川又」と謳われる関西屈指の谷筋なので発達した美しいゴルジュ景観は一度は見ておいて損はない。
ただし・・・めちゃくちゃ寒い、とにかく寒い、過去最高に寒い。
どこからか湧水が流れ込んでいるのか真夏遡行なのに待ち時間には息が白くなって、長く水に留まると震えが止まらない。泳ぎもあるので不得意な人はライジャケもあったほうが良かったかな。そんな感じです。
日時 ： 2024年8月25日(日)
参加 ： hassy(L), yassun(SL), kamako, yukki
場所 ： 白川又川下部ゴルジュ区間
茗荷谷ゲートからガッツリ１時間歩き、取水堰堤から入渓
前日飲みすぎた二日酔いオジサン的には本日の核心部分、でも吐かずに入渓できた自分を褒めてやりたい・・・と思っていたけどhassyからは後程「マイナスをゼロに戻しただけですからね！」誠に厳しい指摘を受けまして、ごもっともですと返す言葉もありません。
手掘りトンネル直前あたりでは林道を塞ぐほどの落石跡、怖い怖い
写っているのはkamako、落石の大きさがわかります
取水堰堤から３０分ほど河原歩きやら、ちょいちょい泳ぎを経たところで目的の下部ゴルジュ入り口
yassunがロープを引いて１トライで突破してくれたおかげでスムーズに通過
水量にもよるが突破するのはなかなかの激流に逆らって泳ぐため若者メンバーが頼りになります
さらに泳いで奥へ進むと突破困難な滝が塞いでいるので
左岸をレッツ！クライミング
yukkiオジサンは人口登攀しようといろいろ準備している間に、おサルさんyassunがフリーで登っていました。下はそこそこ深さあるけどフリー突破はさすがですな。ちなみにオジサンの出る幕は一切ナシ・・・まぁ二日酔いだしもともと戦力外なのです。
ゴルジュ出口の滝までたどり着いて。このあと如何するか？
この滝の右岸側の弱点ぽいところお登ってフジノトコまで行くか、さっさと同下降するか？・・・
hasssyリーダー判断で出発が遅かったし、ここでご飯食べて引き返すことにします
帰りは定例のヘツリ大会
トップアウトはできなかったもののゾーン獲得して大喜びでした
こんな夏の風景・・・たまらない
今回、白川又川下部ゴルジュが人気な理由がわかりました。沢の楽しさの旨味成分だけでできているような場所なのでいずれ再訪したい。
そして下部ゴルジュが終わったので、今度は「下部ゴルジュの下部（取水堰堤をゴールにだいぶ下から入渓）」を楽しんでも面白いかも？とか言いながら林道を引き返します。沢１００に掲載の無い場所なので絶対楽しい遡行ができると思います。
ということで、楽しい夏休みの思い出
ではでは。
