BCスキー再開~ハクノリ&八方尾根

BCスキー
ハクノリのスキー場へのいつものエントリーですが、積雪が多くて例年の倍はある

2025年2月22日(土)ハクノリ&24日(月、祝)八方尾根 yoyu(単独)

三連休は hassyと jun2も来る予定でしたが hassyの風邪(?)で中止となりました。 この週は長い寒波が居座ってましたが、降雪はそれほどでもなく、しかし三連休が終わると春の陽気が入ってパウダーシーズンも終わりそうな予感。 良い滑走条件でバックカントリーを滑れるのも最後かもしれません。 10月の膝蓋骨粉砕骨折以来、左脚の筋力の回復はまだまだですがスキー場のゲレンデでは急斜面でもあまり問題無くなり、バックカントリーを再開することにしました。

2/22(土) まずは樹林帯のツリーランをと、白馬乗鞍温泉スキー場(通称ハクノリ)の第3リフトを降りて「若栗の頭」を目指す。 このルートは北面の樹林帯ゆえに積雪が風や日射の影響を受けにくく、降雪直後はふんわりしたパウダーの滑走を期待できるし、キレイな樹林帯を登ること自体が楽しい。 第11リフトが出来て若栗までリフトで簡単に行けてしまう様になってルートの魅力が無くなったんですが、現時点では積雪が多すぎてリフトが稼働出来ず、一時的にバックカントリールートとしての魅力が復活しています。 この日の入山者もそこそこ多い。

が、写真がほぼ全滅。 iPhoneから PCへカット&ペーストしようとしたらサムネイル画像だけになってしまいました。 iPadなどとの Apple製品間の連携は素晴らしいけど Windows PCとの親和性は悪いし iPhoneのテザリングも不安定で、スマホ買い替えの時はもう Androidでエエわ。。

という訳で冒頭の写真以外は無くなりました。 樹林帯はそんなに荒れてなく、面ツルを探しながら滑走出来ましたが、木曜日の朝から降雪はほとんど無くて雪質は重くなっており太ももにきました。 快感よりしんどい方が強かったけど今シーズン初バックカントリーは無事に完走してついでにコルチナを少し滑って帰宅。

2/24(月) 次、三連休の最終日は八方尾根へ。

朝の八方尾根。日の出前は快晴でしたが、雲がだんだんと広がる日でした。

八方尾根のグラートリフトはだいぶ前から運休が続いています。 「除雪作業」でという理由ですが、作業やってる気配はありません。。 当初のアナウンスでは「除雪作業があって危険なのでバックカントリースキーヤー&ボーダーおよび登山者も登るのは控えてください。」でしたが、今はその様な内容は消えています。 ここは国立公園内で、スキー場だけの判断でシャットアウトしてエエんかなと思ってましたが、そういう苦情もあったのかもしれません。

最上部のグラートリフトが積雪過多で運休が続いているため、黒菱平から登る。 搬器も取り外されてます。

とはいえ、登山者もバックカントリーも少なめに思います。 このリフトが運休しても追加される標高差は200mも無いので登りの負荷としては大したこと無いのですが、もともと楽出来るハズのところを登るってのは何か損みたいな心理的な影響があるのでしょうか。 入山者がいつもより少ないってのはバックカントリーも荒れにくくて正直うれしくて、ずっと止まってればいいなと思います。

リフト運休が続いて静かな八方池山荘

この日は滑走重視で一番ファットなスキー板(重い)と重い方のスキーブーツ(しっかり滑れる)です。 八方池山荘を過ぎて少しだけ登ると尾根上ですが、北面のミックスロングの積雪は安定している感じがしてそこを滑ることにする。 土曜日の午後にそんなに多くない積雪があっただけですが、日曜日にあまり入らなかったか面ツルに見えます。 押出沢かミックスロングのどちらかという計画書を提出していたので、滑走する前に「ミックスロングにします。」と atsukoさんに LINEで連絡したんですが、下山後に見ると送信失敗になってて直後の確認不足でした。 すみませんでした。

ミックスロングの東面を見る。 右下に滑り降りる。

上部は確かに面ツルでしたが、一時太陽が雲に完全に隠れて散乱光で斜面が見えずバランス感覚も喪失しそうになりました。 雲が薄くなって影が出来るくらいまで待って滑走再開。 深雪ではなかったけど十分なパウダー滑走で快適。 下部は八方尾根スキー場のロープをくぐってルール違反で滑走する人たちの滑走跡と合流しますが、面ツルも十分残っていて気持ちよかった。 よくわからない写真しかないので、’23年シーズンに sumoさんと hassyとで同じミックスロングを滑った時の動画リンクを貼り付けておきます。(今回はこんなに深雪では無かったけど)

堰堤に出て渡渉し、林道を滑って二股まで下山。

堰堤沿いに渡渉して林道へ

二股に自転車をデポしてたんですが、ワイヤーロックの鍵が無い! どうも神戸に置き忘れたみたいです。 道路わきの雪残りを滑って八方まで行き、結局車で自転車を回収することになりました。

デポしてた自転車で駐車場まで帰るつもりが「あれぇ、鍵が無い。。」

シーズン初めはいろいろ忘れ物をしがちですが、八方尾根バックカントリーはこの日が初日なのでしょうがない。

ここ(二股)では「これから小日向山に登って滑ります。」というお二人パーティに声を掛けられましたが、八方尾根スキー場の駐車場が満車でこっちに来られたとのこと。 前日の日曜日も名木山近くの P6駐車場は午前8時にならないうちに満車で、帰る時に駐車場の係りの方に「やっぱり2月の三連休は多いですね。」と声を掛けると「今シーズンで一番の混み様。 さっき岩岳スキー場が満車でこっちに来たけどこっちも満車で『五竜の飯森に行ってみたら?』とお断りしたばかり。」と仰ってました。

とにかく久しぶりというかシーズン初めてのバックカントリーは本当に気持ち良かった。 特に無木立で標高差1,000m近くを一気に滑ることが出来る八方尾根BCはやっぱり別格でした。 帰って飲むビールがおいしい。

(完)

 

 

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