八方尾根と遠見尾根~五竜は遠見尾根がひたすら暑くて敗退

ハイキング
八方尾根を下山する途中、八方池山荘の近くから。 夏山らしい風景。

2025年8月28日(木)と30日(土) yoyu(単独)

30日の五竜岳の足慣らしとして本当は27日に唐松岳を登りたかったけど、当日早朝に山の方向を見たら雲が雷光で光ったりしてて一日延期。 翌日28日早朝に八方尾根を登り始める。

八方池山荘の少し上でご来光。 戸隠連峰の方角から朝日がさす。

この日は中層に雲が広がり日差しがさえぎられて寒いくらいで有難い。 快適に丸山ケルンまで到着したら日差しを感じ始めたので日焼け止めを塗る。

丸山ケルンから白馬三山方向。 雲が薄くなってきた。

途中下山の方々とすれ違うが、「昨日はどうでした?」と尋ねると「風がすごかった!」とのこと。 天気の点では一日延期して良かったけど、五竜を目指すのに中一日で大丈夫かなとも思う。

唐松岳山頂(2,696m)に到着。 爽やかな風が吹いて気持ち良い。

8月30日(土)は遠見尾根を登って五竜岳(2,814m)を目指します。 しかし雲は後立山の主稜線にだけかかり、遠見尾根は日射にさらされてます。 とりあえずゴンドラに並ぶ。 ゴンドラは8月末までのハイシーズンは往復 3,000円ですが、事前にJR神城駅内の観光協会で引換券を 2,400円で購入。

ゴンドラへの乗車に並ぶ。 日差しが暑い。

ゴンドラの山上駅(アルプス平)で下車すると涼しい!! しかし展望リフトで日射を浴びると暑い!!

展望リフト(冬季は第3ペアリフト)は無料です

遠見尾根を登りますが、風が吹くポイントが少なくてほぼずっと日射にさらされる。 風が吹く木陰があったら休憩しようと思って歩きましたが、そういういい場所は現れません。 登山道は掘れた溝を歩いて両側は低木が密生している場合が多くてストックは使いづらく推進力は足だけ。 左膝のケガ以降まだ筋力が戻っていないので、左をかばう右脚も疲れる。

途中、鹿島槍のカクネ沢雪渓が見える。 氷河認定されてるけどホントだろうか。

暑さでバテバテになり、西遠見まで来て「これで下山してもビールは美味しいだろうな。。」が頭をよぎる。

西遠見から五竜岳の武田菱(山頂はまだ見えない) 白岳は写っていないが写真の右、山荘の近く

西遠見だけで下山は軟弱過ぎるなぁと迷ってると後続の2人パーティに追いつかれる。 その内のお一人は両足膝を人工関節に置換されているそうで、「日帰りでイケるとこまで」で同じテーマだそう。 力もらって「せめて山荘には行こう。」にする。

しかし白岳の大斜面は長くてやはりしんどい。 風はほぼ吹かずずっと日射にさらされる。 山荘近くの白岳のピークに到着してすでに12時を過ぎてたのでタイムアウトの判断にしました。 先ほどの2人パーティは途中で断念して下山されたみたいでした。

2年前の積雪期に五竜岳に日帰り往復した時は余裕でしたが、今回はまだまだ体力不足でした。 涼しくなったらまた来ます。

白岳山頂から五竜岳を見る。 また来るわ。

遠見尾根はアップダウンが多くて下山も楽ではありません。 飲み水も尽きて 15:22にゴンドラ駅に到着。 のどが渇いて、帰宅してビールより先にスーパーでアイス買ってしまった。

(完)

 

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