ぶらりと歴史探訪「お菊山」

ハイキング

日時 :平成301112日  935分~1330

ルート :JR長滝駅(9:35)~新滝ノ池(10:10)~大山(11:10)~殿尾山(11:45)~お菊山(12:30)~林道出会(13:10)JR新池駅(13:30

 武庫きっての低山ハイカーkbtaです。兼ねてからHPに投稿してみたいと思い、念願叶いました。 低山と言えば歴史探訪!地域文化!という事で、続くか分かりませんが発信していけたらと思います(笑)

 今回、僕が目を付けたのは「お菊山」。豊臣秀次の娘お菊が、大阪夏の陣で討死した夫の仇討ちのため、徳川方を挟み討ちにする事を計画。大阪城に知らせるため、この山で黒髪を断ち、男装して入城。帰途に捕えられ処刑された。これが山名の由来だそうだ。

そんな激しい女「お菊さん」が、夫の仇討ちのために覚悟を決めたこの山をぜひ登ってみたいと思った。というわけで、本日はお菊さんに思いを馳せながらの登山。

 ついでに、大山ー殿尾山ーお菊山の縦走をすることにした。

長滝駅を出て、踏切を渡り山間部へ向かう。(撮影に不慣れな為、手が・・)

途中で神社を発見したので寄り道することに。

これも低山ハイクの醍醐味。

 

水面が美しい新滝ノ池。ここで小休止。水面を眺めながらのパンは美味しかった。

直ぐ先に滝ノ池も発見。

池と別れ、坂道を蛇行して進むと直ぐに本格的な山道に入る。

(画像ではわかりにくいが、かなりの勾配・・)

 台風の傷跡も所々見受けられ、気が抜けない。

 

スズメ蜂の警告、落ちている木々のトラップ、大量のクモの巣を木で薙ぎ払いながら急登を進む。人の踏み入れない道がこんなに歩きにくいとは・・木の葉で滑り、道が削れている崖の渡りが地味に怖い><

 黙々と歩き続ける事1時間。ようやく大山の山頂へ。

この辺りから、「松茸山の為、入山禁止」の立て看板があちこちに・・・

どうやら9月~11月いっぱいはマツタケ山となるので、登山道をそれてはいけないことになっているそうだ。

 後ろめたいことはないが、なんとなく気まずくなり、夢中で駆け抜けるうちに、続く殿尾山は、いつの間にか通過していた( ^ω^)・・・

ふと見える絶景が嬉しい

数度のアップダウンを繰り返し、ついに来ました!お菊松。

 

「お菊松、列女菊姿見の遺跡」と彫られた石碑。

平和な時代を生きる自分には、到底お菊さんの胸中は計り知れないが、現代人には想像もできないほどの濃い日常を送っていたんだなと感じた。

たなびくススキに秋の気配を感じつつ、ひっそりと忍び寄る冬の気配も

 

今年も、気づけばもうあとわずか

何をなそうかなーなどと考えながら、帰路に向かう中、雨が降り出す。

なんとか間に合ったー。

 

次はどこに行こうかな。

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました