槍ヶ岳敗退記

縦走・ピークハント

2018年12月31日~2019年1月2日

参加者 oさん、 t

出発前日にoさんから連絡があって「天候は良くなさそうですが、(山行)どうしますとのこと。」

確かに寒気はそれほど強くない感じではあったので、31日から晴れが続くかもと期待してたんですが、oさんのヤマテンの情報では一日から低気圧が発生して疑似好天のち大荒れの予報、その後も冬型の気圧配置で好天は見込めないとのこと。
ここ数年の年末年始には珍しい天気の悪さに行くのもやめる選択肢もあったが、そのまま雪山を経験せずに終わりたくない気持ちもあったので、疑似好天の続く1日の昼をリミットとして、奥丸山まで行こうと相談し、行くことにする。

31日に新大阪駅を新幹線で6:43に出て松本駅からレンタカーを借りて新穂高温泉の駐車場はすでに満車状態、軽自動車なので、なんとか停めるスペースを見つけて駐車する。

12:30に出発して、踏み跡のある林道を忠実に歩き、穂高平小屋を13:55に着く、途中下山してくる4パーティほどに出会う、槍平まで踏み跡は有るようなので、積雪はそれほどなくて30センチぐらい

日差しが意外にないので、風はないが、立ち止まると結構寒い身体慣れていないせいもあるのですが。

滝谷避難小屋滝谷避難小屋に着いたのが16:18でこれ以上進んでも暗くなるので、ここでテントを張ることにした。

1月1日は5:10に滝谷避難小屋を出て奥丸山に向かう、月明かりが見えるくらい天気がよく、途中下山してくる人に出会う。

槍平に着くとテントは10張りぐらい、冬季小屋に泊まっている人もあり結構賑わっていた。中崎尾根に取り付く尾根道は夏道より急峻になっていて、上り下りはアイゼンを付けないとちょっと怖く感じる。中崎尾根に着いた頃はいい天気で、これから悪天に変わるのが疑わしいぐらいだった。奥丸山には誰も登っていないようで、ワカンを履き、oさんにラッセルをお任せして、奥丸山を目指す、所々雪庇が出ているので、左股谷側に進路を取りながら進む。奥丸山に着く頃には南側から雲行きが怪しくなり、早々に降りることに決める。

急な尾根を慎重に降りて槍平に着くと、

テントが一張りと、スキーで来ている人が一人いるぐらいだった。

滝谷避難小屋に戻ると雪も降ってきました。滝谷避難小屋に今日も宿泊予定でしたが、滝谷避難小屋に休憩に立ち寄ったおじさんが、昨日は穂高平に泊まったというので、どうせ帰るなら、下山が近い方がいいということで、穂高平までいくことになった。

穂高平には先客がいましたが、快く場所を開けてもらい、快適に過ごすことができた。

1月2日

昨晩から続いた、積雪で30センチは積もったようで、踏み跡は埋まってしまっていたが、無事下山することが出来きた。

新穂高温泉も積雪が有ったので、駐車場から出るのに苦労したが、なんとか出ることができた。

久しぶりの冬の北アルプスでしたが、消化不良に終わってしまったので、また登りには行きたいと思う。

 

 

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