日時:2020年1月25日(土)
参加・記録:yoyu (単独)
場所:唐松岳 八方尾根
八方池山荘 8:55 ~ 八方ケルン 9:24 ~ 第三ケルン 9:34 ~ 丸山 10:55 ~頂上山荘 12:06 ~唐松岳山頂 12:29 ~頂上山荘 12:55 ~丸山 13:34 ~ 第三ケルン 13:45 ~ 八方ケルン 13:47 ~八方池山荘 13:51 ~ 名木山ゲレンデ下 14:15
土日とも昼間は好天の予報でしたが、朝はぶ厚い雲が垂れ込めて八方尾根スキー場は最下部しか見えず、出かける気持ちは盛り上がらず。「でも上部は雲海の上で天気良いかも。」と八方のバスターミナル8:00のシャトルバスに乗車。 チケット売り場に到着するといつもの行列がなく、垂れ込める雲のせいで皆さんスタートが遅い。
1,610円のアルペンライン片道チケットを購入して乗車。 ゴンドラから見える山肌はやぶだらけで積雪がありません。 来るときに見た伊吹山も雪の無い夏山みたいだったし、白馬村の田んぼも大半地面が見えていて、今年はやっぱり異常です。 これじゃバックカントリールートを下りても下部は長い歩きになるかもしれず、ゲレンデに戻るしか無いかも。
兎平ゲレンデは濃い霧の中でかなり視界不良、たまにリフトから視界に入るスキーヤーもかなり苦労してる感じ。 しかし最後のリーゼングラートリフトに乗って終点の八方池山荘に近づくと突然明るくなり、雲の上に五竜岳が! 霧の中から出て突然姿を現す雲海に浮かぶ山の景色は格別で、皆さんテンションが上がるのか、写真を撮りまくってます。
写真に写るスキーを担いだ3人は外人の方で、ゲレンデスキー靴でアイゼンも無し、それでガンガン登って来てあっという間に追い抜かれてしまった。 視界不良の霧の中でスキーするよりこっちの方がいいとは思うけど、パワフルで感心させられる。
自分はスキーシール+クトー(スキーアイゼン)で登りますが、クトーを付けていると緩斜面や下りでスライドしないので、この日は無しの方が良いコンディションだったかも。
丸山まで登ると急な登りは一段落でほっとしますが高層雲が出てきました。 風も思ったより冷たく、鼻が痛くなってきたのでバラクラバを鼻まで被せる。
この先尾根は徐々に細くなるし、山荘前に短いけど急斜面のトラバースがあり、この日は唐松沢を滑る気も無かったので、念のためにスキーはここにデポしてアイゼンに履き替え。
冬のルートは夏道と違って尾根の直登になり、山荘手前に短い急斜面のトラバースがありますが、この日はあまり怖い状態ではありませんでした。 ここを過ぎると剣と立山が正面に現れて、いつも空を飛んでいる様な気分になります。
山頂まではもう少し。 唐松沢の本谷ルート(山頂と山荘間のコルから下りる)は雪庇があって侵入が難しそうな感じ。 不帰の Dルンゼにはスキーのシュプールらしき跡が残っていてうらやまし~。。 でも、今シーズンのコンディションだと、南滝の通過とか、下部の長い歩きがかなりしんどいと思うので今の自分には無理。
頂上に着いて1枚。 セルフィーて結構難しいんやね。。
丸山の上からはスキーで滑って下りたけど、ゲレンデに戻ってリーゼンを滑り降りるのがしんどかった。 登る体力は結構戻ったかもしれんが、スキーする体力がまだまだでした。
(完)