春山スキー 八方尾根

BCスキー

日時:2021年4月1(木)
参加:yoyu (単独)
場所:八方尾根

神戸にいると完全に春の気分でもはや雪山のことは忘れてしまいそうですが、白馬村も3月に入ってから異常に暖かく、八方尾根スキー場もびっくりするほど融雪が進んで山麓は積雪は皆無の完全に春の状態。 リーゼンコースも4/4で終わるらしく、それ以降は上部ゲレンデのみの営業となる様です。

月がかかる朝の八方尾根スキー場

スキー場のゴンドラ、リフトを利用できた多くの便利なバックカントリールートも下部は雪が無くなったりデブリに覆われたりで難しくなりつつあるので滑り納めで八方尾根南面の八方沢上部と、北面の名無し沢(リーゼングラート裏)を回りました。 リーゼングラート裏の沢はスキー場から正式にゲートを出てすぐに入れる便利なサイドカントリーで、外人は結構気にせず入ったりしてますが、スキー場のリーゼングラートコースから見えてしまい、また裏黒ゲレンデから規制ロープをくぐると入れてしまうため、シュプールを付けるとスキー客のコース外滑走を誘発するかもしれず、自分は今まであえて避けてたルートです。 もう新雪も無いし、裏黒からの枝沢は入れる様な状態でなくなったしで、渡渉ポイントにダイレクトに到着できるこのルートで下山することにしました。

本日のメニュー

 

快晴でリーゼングラートのリフトから遠見尾根がキレイに見える。

遠見尾根と五竜岳

まずは八方沢の上部、八方ケルンからどこからでも入れるけどとりあえず下の樺まで行ってその先から滑ることにしました。

夏期トイレ付近から不帰方面を望む

 

下の樺の先で滑走の準備。 今日の道具は軽量より滑走重視ですが、今シーズンは良く歩いてるので多少の重量はあまり気にならない気がします。 シールはhassyが以前から使ってた GECKOを今シーズンから使ってみましたがとても良い感じ。 チートシート不要なのが脱着作業を楽にしてくれるし、登行性能も自分が以前から使ってる Coll-Texや POMOCA、G3など比べてとなんら遜色無く、今日はザラメ雪でシールはかなりビショビショでしたが粘着に特に不安は感じず。 おすすめです。

本日の道具

 

東面と南面は快晴の太陽を浴びて、雪面は完全に緩んでいてシャウダー状態でなかなか気持ちがいい。 八方尾根への登り返しを考えて斜度が落ち着いたらすぐに止まってしまいましたが、すぐ荒れてしまうゲレンデよりはるかに良かった。

登り返してそろそろ雪面も柔らかくなっているハズの北面の名無し沢(リーゼングラート裏)に滑り込むが、最初からなかなかの斜度だがそれが一定して続き、広さも十分でこんなにスキー向きのキレイな地形だとは思わなかった。 深雪の時は雪崩のリスクは気になるけど、おそらく最高に気持ちいいはず。 北面なので最下部の渡渉地点まで積雪は十分残ってました。 斜面を見上げて自分のシュプールだけ見えるって気持ちいい。

自分のシュプール見て悦に

 

さて、渡渉ですが水量も増えててブーツの中を濡らさずに渡るのは難しそう。

さてどこから渡ろうか

 

案の定ジャブジャブしてしまいましたがまあ想定の範囲内。 クロックスに履き替えて雪の無くなった林道を歩き二股でデポしてた自転車に乗り駐車場へ。

(完)

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