洋上のアルプス宮之浦岳&垂直の大岸壁モッチョム岳

縦走・ピークハント

日程:2021年 11月3日(水)~6日(土)
参加者:女性2名 男性1名

9年ぶりに2度目の屋久島。前回は縄文杉、白谷雲水狭の観光メインだったけれど、今回は宮之浦岳、モッチョム岳へ。洋上のアルプスと呼ばれる屋久島のお山に会いにやって来ました。

●11/3 1日目
11:15伊丹空港発=13:05屋久島空港着=レンタカー島内一周巡り=永田いなか浜=西部林道
大川の滝=安房港=宮之浦港     八重岳山荘(泊)

マイカー以外、知らん車の運転は苦手だけれど、しっかりハンドル握って、島内一周安全運転してきました。西部林道では野生のヤクザル、ヤクシカに遭遇!

  
日本の滝百選の大川(おおこ)の滝と永田いなか浜

●11/4 2日目
淀川登山口6:32~淀川小屋7:16~栗生岳13:14~宮之浦岳12:20~淀川小屋17:06~淀川入口17:43   八重岳山荘(泊)


淀川登山口。今から長丁場の登山の始まり~

今回は縦走ではなく、淀川登山口からピストン。車で登山口まで標高を稼げるので、高低差は600m弱。ですがピストンとなると距離が長くなります。快晴の中、眺めが良いのでたっぷりと休息時間取ったせいもあり、往復で11時間はかかりました。

 
花之江河(はなのえごう)貴重な湿原地帯。ここは日本最南端の高層湿原で、少し尾瀬のような雰囲気でした。ヤクザルに遭遇。

少しずつ森林限界が近づいて展望が開けてきました。周囲を見渡せば奇岩がポツポツ見えてきます。


高磐岳の豆腐岩。ケーキのような包丁でトントン…切れ目が入ったユニークな岩。


ユニークな岩場の山がいっぱい!!こんな巨大な岩が…人の顔に見えますね。


宮之浦岳手前にある栗生(くりお)岳。


ササ原の中の稜線歩き楽しい!お天気は最高です!

   宮之浦岳 山頂に到着!!  宮之浦岳は島のほぼ中央にあり、山頂からは海まで見渡せる360℃のパノラマ! 絶景だぁ~~

 
ランチタイム 今からお弁当を食べるぞ! カップヌードルで乾杯~~
山頂は人で賑わっていました。良い天気で気持ちいいねぇ

 
山頂から永田岳が見えます。帰りに屋久鹿に会えました。


夕日をボトムでキャッチ!夕日が幻想的
淀川入口に17:43到着。ヘッドランプを使わずギリギリセーフ。
長丁場、お疲れ様でした。

●11/5 3日目
モッチョム岳登山口7:22~モッチョム太郎8:10~山頂10:35~下山11:00~登山口13:35       八重岳山荘(泊)


千尋の滝展望台が登山口。往復約5.6kmの1本道をまずスタート。

行きなり急坂の始まり。ストックは使うこともなく両手で木の根っこを掴みながら登っていく、アスレチックのような登山スタイル!!斬新!!

途中で平らな休憩場所はほぼなし。歩き疲れたら石や岩の上で座って休息。宮之浦岳のように人は少なく静かな山という印象。


モッチョム太郎。苔に包まれた神秘的な大きな屋久杉。

 
屋久島南東部にあるモッチョム岳は標高940m。梅干しおにぎりとモッチョム岳のコラボ!
山頂に登るロープはほぼ垂直。落ちないように慎重に。山頂での眺めは大海原のパノラマ。


千尋の滝展望台からは、落差60mの千尋の滝と大きな一枚岩の花崗岩が見えました。
そして無事に下山。楽しかった!!

●11/6 4日目
今日は朝から酷い雨。
白谷雲水狭に行ってから帰宅予定でしたが、中止にして雨の屋久島をドライブ。お土産屋さん巡りで時間をつぶして帰阪へ。

3日間、快晴に恵まれ予定通りに2つ山に登ることができました。山頂から島の原生林、島を取り巻く大海原を眺められ、楽しい、大満足の山行でした。
用心棒Mさん、そしてKさん、お世話になりました。

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました