2022年1月8日(土) yoyu(単独、記録)
こんな日があるとBCスキーやめられません。 そりゃ登山者達も、白嵓でクライミングの連中も最高の天気を楽しんだハズですが、快晴、なにより面ツルの steep&deep(深雪急斜面)はなかなかでした。 しかも初めてのルートで新鮮。 遠見尾根のバックカントリーは初めてですがこれ以上無い初回になりました。
HAKUBA47スキー場の駐車場に車を置いてゴンドラとリフトを乗り継いで五竜スキー場へ。 五竜のアルプス第一ペアリフトの降り場から地蔵の頭の東を回り込んで登ろうと思ってましたが、アルプス第四ペアリフトが運行してたのでアルプスゲレンデを滑り降りてそれに乗車。 快晴視界良好なゲレンデをスピード上げて滑るだけで既に最高に気持ち良い。「今日は何しても楽しそう。」 リフト降り場で支度して少し登ると既に地蔵の頭の先、この日は登山者も多くみたいでスキーのトラックはツボ足に踏まれてボコボコです。
一ノ背髪の少し手前の村尾根への分岐部で滑走の支度。 見た限り新しい滑走跡は無いので一番乗りかも。
谷に降りると「ウワー、こりゃ良さそう。」な面ツル新雪急斜面。 前夜の降雪は無かったけど気温が低い日が続いているのと北向きの谷なのでパウダー状態が維持されてたみたい。
しかし標高で1,250mくらいまでくると谷が割れだし、地形も狭まってきました。
少し先に進んでみたけど通過困難な地形になり、少し戻って場所を探しシールを再装着して右側の尾根方向を目指し登り気味のトラバース。 遠見尾根の登行がわずかで脚力を使ってなかったのとシールが良く効いてあまり苦労せずに尾根筋に出ると、たぶん前日の(?)3人のシュプールがありました。 平川に出て右岸から左岸への一回目の渡渉。
気温が低く、渡渉の途中でスキー板が水に漬かった途端にソールにも氷が付く。 氷が付くと雪も付いて全然滑らないし、登りでシールを貼る前に氷を落とすのに苦労する。 少し林道を進んで振り返ると下流にスノーブリッジがあり、そっちに行った方が良かったかも。
上の写真を撮った場所からの林道は下り基調みたいだったのでシールを仕舞ってもそらの別荘地方面へ滑り下りました。
最後に平川をみそらの別荘地側からHAKUBA47スキー場側へ再渡渉しなければならないのですが、堰堤の上流を渡れないかなと川に降りたら失敗して林道に登り返し。 諦めて堰堤の下流に下ると川は雪に埋まってて労せずスキーで滑り渡れました。 楽しようとして逆にしんどいことに。
(完)