ステップアップ山行!~蝶ヶ岳へ飛び立つ~

未分類

2022年3月18日20時。夜行バスの出発は21:40。doriはすでに大阪駅に着いていた。両手に荷物をぶら下げて、久々の電車移動にとまどいおよそ30分駅中をさ迷い、ようやくバスターミナルに到着。すでに自分の両腕は悲鳴をあげていた。遅めの夕飯食べるには、箸が重たい。
きっと明日には両前腕は筋肉痛であろう、、。
続々と仲間たちが合流。ワクワクしながら、出発の時間を待つ。しかし、一人だけ来ない。連絡が入り、前からおさえていた仕事が終わるのが遅くなり間に合わないとのこと。共同装備の一部は彼女も持っていた。すると、aoaoさんが、一言連絡。「京都に向かってください。京都発は2305です。」機転の利いた言葉によって状況は一転。NANAさんの素早い対応もあり、最終的に深草の高速バス乗り場で受け取った。一緒に行けないことが残念であったが、NANAさんの分もしっかりラッセル頑張ろうという気持ちになってすぐにバスのなかで深い眠りに入った。早朝、今度は自分がワカンをバス中に忘れてしまった。すぐにYukoさんが松本バスターミナルの窓口に伝えたら大丈夫と。窓口の方の素早い対応のおかげもあって、ジャンボタクシーの運転手さんにバス停留所まで寄っていただきワカンを回収。
スタート前から体も頭もフル回転。ジャンボタクシーの中では景色を楽しむ前にまたまた深い眠りに、、。
気が付いたら、釜トンネル到着。想像以上のふかーい暗闇に驚きとワクワクでいっぱい。風が少しふき少々寒かったが、インナー、ミドラー、ジャケットで順調に準備。いざ、ヘッドライプを着けてスタート!1㎞以上のトンネルを超えた先には、上高地トンネルが。徐々に雪が増えてきて、胸も高鳴る。
上高地トンネルを抜けた先には、目の前に白い銀世界が広がった。
特に大正池まえに広がる雪山の美しさはずー--っと飽きなかった。ザックも今までで持った中で一番重かったからか、行動食も良いペースで減っていく。明神から、ワカンに付け替え、Noriさんとリズムを取りながらグングン進んでいく。
いい感じに筋肉痛になってきたーと感じたあたりで、徳澤へ到着。
すぐにテントをはり、テントから近いところにペーパー付のトイレも完備され、なんて良いところに張れたのでしょう…有難い!!
すぐにテントをたてた後は、おひとり様、大師匠Taさんが似合うお酒を飲んでいく。お酒の似合う人になりたいものだ。
Yukoさんが用意した鍋具材に感動。豚鍋と鳥鍋を楽しめるなんて幸!!我慢できず、行動食のおにぎりも一緒に食べてしまった。
雪山の中でたべる鍋は本当に体が染みる、、。黙々と水を作るTaさbb
明日に備え、バースデーケーキならぬバースデーゼリーは次の日に行うことに。。
早々と、寝る準備を進め、寒さ対策万全でシュラフの中へ。2月の時の白倉と比べてかなり暖かく、眠りにつけた。やはり、睡眠は大事だ、、。
明朝、すぐに朝ごはんの用意。鮭おじやでエネルギーを蓄え、ストレッチもして準備OK!
スタートではワカンを装着。序盤で急登に入り、徐々に爪が入りにくくなる。途中でアイゼンに付け替え、行動食を体の中に入れて再スタート。前にスタートした集団にも追いつき、足跡のおかげで楽に登れる。しかし、このペースだと蝶までも怪しいためスピードアップ。途中から、集団の前に入り、自分が初めて先頭へ。それまではYukoさんが先頭で。本当に感謝。想像以上にラッセルはきつく、途中から声が出てくるほど。ピンクのテープを探しながら、コースを見つけていく。楽なルートはない。ながーい急登を越え、やっとこさ長塀山到着。計画よりも3時間ほど遅く到着。蝶までの往復時間を考慮するとここで折り返したほうが早い。ここをゴールとした!股関節に違和感がありながらも登り切ったYukoさんの頑張りに拍手を送りたい。山頂で見えた穂高連峰にはぞくっとしたのを今でも忘れない、、!
復路は順調に下りていき、予定より1時間ほど遅く徳澤に到着。
少しだけ作っていた水のお陰もあり、ほっと一息。みんなでテントの前でストレッチをして、疲労を回復。運動後のアフターケアは本当に大事だなと、身に染みて感じた。
夜は自分が担当。ごま豆乳鍋。初めての乾燥野菜もうまくいった…かな。お腹が空きすぎていたからか、アルファ米1袋と、鍋のおじやもペロリ。デザートは、バースデーゼリーを、チョコも間に入れて最後にろうそくをたててバースデーソングを。ガスカートリッジの炎とろうそくのコラボレーションを直接届けられずに残念だったが、動画でプレゼント。また一緒に登りましょう!
最終日の朝、2日目よりも体は軽い。朝はdoriおなじみのとんこつラーメン。最初に一気に具材と麺を入れてしまったため、麺にスープが吸われてしまった泣入れる順番は計算しないと。学んだ。
片づけをスムーズに終え、せっせと準備。最初からワカンに決定。徳澤へ別れを告げ、いざスタート。
リズムよく進み、順調に明神へ。Yukoさんの股関節の調子もあり、チームのきずなで荷物を分担。私は早めにスタートし釜トンネル往復することを決意。黙々と進み、下りの釜トンネルの中でも恐怖心は全くなく、ただただテンポよくトンネルの中の空気を味わいながら進んだ。先に荷物を置いて、釜トンネル再度スタート。身軽になったものの、疲れは少しあったからかテンポはマイペースで。暑すぎて、この時は半袖でもいける…と思うくらいだった。釜トンネ1㎞過ぎたところでみんなと合流して、Yukoさんのザックを回収。楽になったと言ってくれて、本当に良かった。
皆であるいたら怖くない。無事釜トンネル入り口につき、計画通りの時間に到着!ゴールした写真は撮れなかったが、本当に充実した旅だった。温泉も堪能でき、次への目標もまたできた。蝶ヶ岳、またリベンジしたい。今回挑戦させてくださった一緒に登った皆様に、そして、雪山装備のご支援をしてくださった大先輩KamaさんとYassunさん、ワカンとアイゼンを貸してくださったKadoさん、ビーコンを貸してくださったYokoさんに心から感謝を申し上げます!!
さらなる高みに向けて、また準備をしていきます(^^

2022/3/30 Dori

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました