夏山はじめ✨~新穂高から裏銀座~

縦走・ピークハント

静かで長い長い読売新道に行きましょう!!という計画でしたが、まだ開通していない道があることが直前に判明、急遽、裏銀座に抜ける計画に変更。天気予報は絶望的・・・💧 どうなることやら、夏山はじめ。。。

メンバー:ta.さん、kamaちゃん、emmaちゃん、yuko

7/7(木)21:35夜行バスにて大阪出発

7/8(金)5:55新穂高~7:00わさび平小屋~10:40鏡平山荘~12:50双六小屋~15:55三俣山荘(テント泊)

7/9(土)4:30三俣山荘~5:45鷲羽岳~6:40ワリモ岳~8:25水晶岳~11:40真砂岳~12:25野口五郎岳~15:30烏帽子小屋(テント泊)

7/10(日)4:15烏帽子小屋~4:40烏帽子岳~6:00烏帽子小屋~9:30ブナ立尾根登山口~10:00高瀬ダム

7/8(金)

夜行バスを降りると登山口。なので、初日から10時間歩く、なんてことができちゃいます。

わくわくと緊張でスタート。

数日前まで絶望的な天気予報だったのに、こんな青空のもと歩けるなんて!!

暑い…。でも、顔を上げれば槍・穂高✨ 北アルプス、やっぱりいいですね~。

この辺りからの槍ヶ岳は丸まりすぎた鉛筆みたいで「ん?槍ヶ岳??」って感じでした。

雪解け直後のたくさんのお花にこの後もずっと癒され励まされ続けます。

鏡平に到着~♪

写真のタイミングでは見えていませんが、おなじみの姿になった槍ヶ岳、雲間からバッチリ拝めました。

双六小屋までお花畑や雪渓を進みます。

双六小屋で、この先のルートを相談。稜線を行くルート、双六岳は巻く中道ルート、三俣蓮華も巻いちゃう巻道ルートの三択。中道ルートで行こっか!となりましたが・・・

巻道ルートの分岐で「巻道、カール経由だって…」巻道、カール…なんだか魅力的に思えてここでしばらく悩みます。ひとしきり迷ってta.さんの出した結論は・・・巻道ルートへ!!

カールの中、ルンルン♪の巻道かと思いきや…

 

ちょっと気持ち悪い雪渓のトラバースの果てしない連続で牛の歩みに…💧

kamaちゃんの「三俣蓮華ピストンしとく?」なんてリクエストにも応えられず、今日はひとつもピークを踏まない一日となりました。

「巻道」が楽だとは限らない。という教訓を得ました。

7/8(土)

今日もたくさん歩きますよ~。

美しい朝です。お天気に感謝。

当初の読売新道に抜ける計画よりこの日の歩行時間は短くなったため、鷲羽岳経由で行くことに。

朝イチの急坂にぜぇぜぇ。。。

今回の一座目。鷲羽岳。360度の絶景です。

どう見ても山頂ではないけれど、ワリモ岳山頂。だそうです。

水晶小屋に荷物をデポさせていただき、身軽になって水晶岳へ。

ぐるぐるどこを見ても絶景!!北アルプスの真ん中って感じでした。

数年前、裏銀座から長い縦走をしたemmaちゃん、その時一番よかったお山は水晶岳だったそうな。

なるほど~とみんな納得。じっくり堪能して裏銀座へ入ります。

ザレた地面が増えてきて初登場のお花も現れてきます。

野口五郎岳。今日はピークを巻きません!

ta.さんポーズ。ニセモノがふたり。

明日降りる高瀬ダムも見えてきました。うれしいような寂しいような…。

今日もホントによく歩きました~。ぐったりヘトヘトになって烏帽子小屋到着。

ta.さんのごほうびは越冬ビール400円。おトク♪

ん?雨??雷も鳴っています。

明日は朝起きて雨だったりガスっていたりしたら、ゆっくりしてまっすぐ下山しましょう。

残念だけど、ここまでお天気もってくれたことに感謝です。

7/10(日)

ダメもとで外をのぞくと・・・星空?!なんと快晴です~!!

二度寝する気まんまんでしたが、迷わず準備開始。ありがたや~。

ta.さんにお水を持っていただき、私たちは空身で烏帽子岳までお散歩です。

今日も素晴らしい朝です。

見えた通り、岩々した烏帽子岳では朝日が絶景を映し出してくれました。

岩の隙間を覗いたり、

ウワサの斜めっている岩に登ったり、

斜めな岩でも自由自在に写真を撮れるようになった自分の成長を感じたり、

(↑撮影者)

今回最後のピークを堪能しました。

この辺りはコマクサパラダイス。

アルプスの展望に別れを告げ、テント撤収して下山です。

下山道のブナ立尾根は北アルプス三大急登だそうです。

と聞いたからではないと思いますが、間もなく私の膝が悲鳴をあげてしまいました。

kamaちゃんが荷物を分担してくれたり、迷惑かけながらもおかげさまで無事下山。

七倉温泉で汗を流し、信濃大町の駅そばをいただき、帰り道も楽しみました♪

 

三俣山荘以外の小屋が7/10小屋開け、というタイミングで、計画はなかなか悩ましい点がありましたが、オープン直前の小屋でもお手洗いやテント場を使わせていただけたり、お水など売ってくださったり、登山道の整備の面でも小屋のありがたさを改めて実感しました。

そんな時期だからこその難しさと、静かな北アルプスを味わえる贅沢。雪解け直後の一面のお花畑とブヨ。いろいろ天秤にかけても、またこの時期に来たいなぁと思いました。

安心の頼れる仲間とお天気の神様と山小屋と。。。感謝しっぱなしの3日間でした。

ありがとうございました😊

 

 

 

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