2022年7月24日(日)~28日(木) 参加者:7名
24日神戸空港9:10=11:18新千歳空港11:42エアポートライナー=12:20JR札幌駅13:00=高速バス15:00=JR旭川駅15:45=道北バス17:40層雲峡 層雲峡ホステル(泊)
25日層雲峡ホステル6:00(バス)=6:50銀泉台7:05~7:40第1花園7:46~8:30コマクサ平8:40~9:58赤岳10:08~10:50白雲岳分岐(ザックはデポ)~11:21白雲岳11:30~13:15北海岳13:27~15:18黒岳15:25~16:20黒岳7合目=ペアリフト・ロープウェイ 層雲峡ホステル(泊)
26日層雲峡ホステル5:40~6:00ロープウェイ=6:30ペアリフト=7合目6:46~8:15黒岳8:42~10:50北鎮岳分岐11:15~11:45中岳分岐~12:35中岳温泉12:58~13:35裾合平分岐13:55~15:26旭岳姿見駅=ロープウェイー旭岳山麓駅~16:42大雪山 白樺荘(泊)
ー24日ー
新千歳空港からの電車&バス移動に半日、夕方やっと層雲峡ホステルに到着。こじんまりした素朴なお宿です。お風呂はすぐ目の前にある高級ホテルの日帰り入浴でゆったり気分。
ー25日ー
やって来ました銀泉台、最初のピーク赤岳に向けてシルバー隊?出発進行!
いつもながら出だしのワンピッチは身体がまだ山に慣れてません。一歩一歩ゆっくり進みましょう!
少しずつ展望がひらけてきました。
雪深い大雪の山、雪がまだ残っている所もたくさんあります。
エゾヒメクワガタ チシマツガザクラ アオノツガザクラ エゾコザクラ
メアカンキンバイ エゾツツジ チシマクモマグサ コマクサなど雪が消えた所から次々と咲きだしているお花達に励まされながら登ります。
でも、ここを登り切らないと・・・! ヤッターー❕本日最初のピーク赤岳に到着。早速嬉しくて50周年記念の手拭いを広げます。その後もやたらと手拭いが登場しますが、あしからず。
白雲岳の山頂からは残念ながらガスで期待のゼブラ雪渓は望めませんでした。
北海岳までの上りも次々とお花が登場、飽きさせません。エゾツガザクラそしてチングルマの群落はいたるところに広がっていました。
北海道で見られるキバナノシオガマ、私は初めての嬉しい出会い。
3つ目のピーク北海岳を越え、さらに進みます。せっかく登ったのにここからは下って渡渉もありました。
下り道で白いイワブクロに出会いました。うす紫はたくさん見ますが、白はここだけでした。大好きなエゾコザクラも今が盛りです。
やっとこさ黒岳石室まで来ました。ここは協力金500円でバイオトイレが使えます。翌日利用しましたが、使用後に自転車のペダルを前に20回、後ろに10回というのが面白かったあ。長い縦走路、とても助かります。
ヤッター!本日最後のピーク黒岳に到着。これで楽勝?かと思いきやこの後の7合目までの下山が堪えました。明日はまたここを登り返すのか・・・あ~ため息
黒岳からの下山道には今まで見られなかったエゾノキンバイソウが咲き乱れていました。大ぶりで黄色いのでとても華やか、疲れた足にちょっと癒しをくれます。秋のトリカブトも咲き始めていました。
黒岳の象徴、招き岩だそうです。
ー26日ー
6時のロープウェイに乗り、リフト乗り場へ。コロナ対策もあるのでしょうか?200席くらいあるペアリフトを拭いていました。ご苦労様です。
は~い、今日もいい天気。黒岳まで登ればあとは何とかなるかな?
昨日の下りの辛さに比べると何だか足も軽いぞ。いい笑顔ですね。黒岳には思っていたより早く着きました。
あっキタキツネ!でも、後ろを向いて行ってしまいました。雄大な景色、中岳近辺は火山地帯の様相です。
この岩、何となくイノシシさんに見えません? 数えきれないくらい何層にも重なっているこんな岩を見ると地球の歴史を感じさせますね。
清楚で気品のある白い花、イソツツジを見つけました。うす紫のイワブクロはいたるところに咲いていました。チングルマの花は咲き終わっても綺麗。秋、真っ赤になって広がる一面の絨毯の世界もいいでしょうね。
中岳温泉♨ではみんなで足湯を楽しむことに。またまたお気に入りの手拭い登場!写真は秘湯好きで山旅をしているというユーチューバーのお兄さんに撮ってもらいました。
わあ~綺麗!!今回の山行で初めて出会ったエゾノリュウキンカ。温泉効果か足が少し軽くなったような?アップダウンは小さいですが、まだ長~~い道のりです。
姿見駅からロープウェイで山麓駅へ。ここから少し歩くと白樺荘です。日本で泊まりたいユースホステルNO.1というだけあって設備は素晴らしい。特に驚いたのは部屋。ほぼ完全個室のような作りになっていました。
一年に何度も北海道を訪れている人もあれば、10年ぶりという者も。今回大雪の山を歩き、どこまでも広がる雄大な景色と次々に現れる可愛いお花達に魅了され続けました。機会があれば、また歩きたいなあ~ <つづく>