2022年9月16日〜9月18日
メンバー ta-san (L) , kyon2 (記録)
9/16 霧雨のち晴れ 観音平10:40出発〜13:25編笠山〜14:18青年小屋(テント泊)
9/17 快晴 青年小屋4:40出発〜6:00権現岳〜7:30キレット小屋〜9:30赤岳~11:53横岳~13:03硫黄岳~13:50夏沢峠~14:41箕冠山〜14:58根石岳〜15:37東天狗〜16:50黒百合ヒュッテ(テント泊)
9/18 雨 黒百合ヒュッテ4:55出発~5:23中山~6:37高見石小屋~7:08丸山~8:00麦草峠
八ヶ岳縦走に参加すると決めたものの、台風が次から次に発生。出発直前までヤキモキさせられたけど、台風14号が直撃するのは連休最後の日ということで、1日行程を縮めて決行することに!
当初は、南八ヶ岳の編笠山から北八ヶ岳の蓼科山を目指す予定でしたが、手前の縞枯山を目指すこととなりました!さて、天気も体力も最後までもつかな…
【1日目】今回は、久しぶりの新幹線移動。朝、関西方面を出発して、小淵沢駅に10時前には到着です。途中、特急のしなの、あずさにも乗り継ぎましたが、あずさが思いのほか外観も内装もスタイリッシュでテンション上がります⤴︎⤴︎ 小淵沢からタクシーに乗って、登山口の観音平に到着。
森を進んでいくと突如視界が広がり、雲海の向こうに富士山と南アルプスの山々が浮かんでます!
初日は、おしゃべりしながら約3時間半の歩行で終了。青年小屋でテント(会のカミナドーム使用)を張って、カンパイ!明日の10時間超歩行に備えて、早々に就寝します。星も月も綺麗に見えたから明日も晴れだな…
【2日目】3時起床。朝ご飯を食べて、テントをたたんで4時40分、真っ暗な夜明け前に出発です。途中で、日が昇り始め朝焼けに包まれた山々と雲が見えてきました。
権現岳は頂上付近に近づくと、岩が増え雄々しい姿。頂上からはちょうど目線に赤岳と阿弥陀岳が見えて、思ったより近い!(歩き始めて、近いわけがないことを思い知るけど…)
権現岳からキレット小屋まで歩いてひと息。いよいよここからが今回の縦走1番の岩稜歩き。でもしんどい以上に楽しくて楽しくて。赤岳山頂に突き上げるように伸びていく登りは、ペンキの案内印がなければルーファイもきっと簡単ではなく、バリエーションルートに匹敵すると思います。
赤岳山頂到着!権現岳から赤岳に向かう人は少ないけれど、さすが八ヶ岳連峰最高峰。人気の赤岳には様々なルートから登ってくる人がいて、急に人がわんさか。ta-sanは頂上で知り合いにバッタリ!山の世界は狭い!
続いて、横岳〜硫黄岳〜夏沢峠〜箕冠山〜根石岳〜東天狗岳〜黒百合平。しかし、横岳を超えた後半あたりから疲れが出てきて、下りはなんとかta-sanについていけても、情けないことに登りは全くついていけず…(明るいうちにテンバに着けるか、リーダーにはかなりハラハラさせてしまいました)
休憩を含め12時間行動で、なんとか17時前に黒百合平に着くことができました!よく頑張りました!(ペースはともかくとして…)
【3日目】天気予報どおり、台風が近づいている影響で夜中から雨。黒百合平からすぐの渋の湯に下山することもできたけど、縞枯山を目指して雨の中、出発することになりました。
一般的に、夏沢峠より北のことを北八ヶ岳と呼ぶそうで、森の世界が広がります。雨のせいもあり、苔の緑が増した樹林帯はより美しいです。
びちょぬれになりながら森を歩くこと3時間。麦草峠に到着。ここで、リーダーが何やら「重大発表がある…」と。な、なにごと?
「どうやら、前に肉離れしたことあるふくらはぎに違和感があってたぶんまた肉離れした様子」とのこと!なんと!
突然の縦走終了となりましたが、充実した山行となりました。南から北まで、色んな顔を持つ八ヶ岳を満喫しました。リーダー、今回もお世話になりありがとうございました!