五竜岳(登山)

縦走・ピークハント
一ノ背髪(1892m)の付近で進行方向を見るが主稜線は遠い

3月7日(火) yoyu(単独)

一旦はテン泊で計画したものの、3/3の八方尾根が結構なラッセルで五竜は躊躇してました。 しかし、ヤマレコに「トレースはバッチリ」という記録が上がってたので、日帰りに計画変更して 13:00くらいをタイムリミットに設定して「イケるとこまで。」 五竜スキー場のテレキャビンの下り最終は16:30なので、「念のために」スキー板とブーツをアルプス平駅にデポして出発。

遠見尾根は小遠見(2007m)以降アップダウンの繰り返しがあってしんどいイメージを固定化してしまってますが、この日は雪面が比較的締まって歩きやすい。

鹿島槍のカクネ里雪渓がキレイ

西遠見の終わりまで来ると白岳の大斜面が見える。 バテた時にここを登ると、登っても登っても景色が変わらなくてイヤになるけど、この日はトレースもバッチリでそれほど疲れず。

白岳の大斜面、トレースがバッチリついてて楽させてもらう

五竜山荘に到着したら登頂には十分な時間的余裕があり元気が出ました。 行動食を摂り、アイゼンを履く。 山麓は暖かかったハズですが、ここの風はさすがに冷たく、薄手のフリースを着る。

山荘から五竜岳頂上を見る。

雪は締まってアイゼンが良く効きました

先行の方も日帰り登頂です。 締まった雪でアイゼンは良く効きますが、ところどころアイゼンの爪がほとんど刺さらないくらい固いところもありました。 手袋はインナーだけでは冷た過ぎて途中でアウターも着用。

山頂手前の雪壁を登ればすぐ山頂

山頂手前の雪の急斜面はピックがしっかり刺さり、けり込んだアイゼンも良く効いたので、登りの時は全く怖さ無しでした。 下りはそれでも怖くて後ろ向きで慎重に降下。

五竜岳登頂! 景色は少し霞んでますがそれでも素晴らしい

先行者の方が写真を撮ってくださいました。 ソロが多いので自分が写ってる写真は珍しい。

スキーのカレー色パンツにゲーターが作業員風? 冬山登山用のパンツも欲しい。

五竜岳山頂から見る鹿島槍

普段はアッチから見てる、唐松岳や八方尾根

アップダウンの多い遠見尾根は下山もなかなかしんどいですが、ゆるゆる下りてテレキャビンの最終より十分余裕でアルプス平駅に到着。 スキーはそのまま持ち帰りましたが、「最終に間に合わなくてもスキー下山できる」という精神的な余裕はとても有難かった。(ただし、スキー場の営業終了時間を過ぎるとゲレンデ内滑走は禁止)

(完)

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました