◇日程:2025年1月11日〜12日
◇エリア:徳島県 日和佐
◇メンバー: yassun, daichan, komechan,termn(武庫OB),knatsu(記録)
キット、上手く登れるはず。
各々目標と期待を胸に、冬でも暖かいという日和佐の岩場へ2日間の遠征に行ってきました。
長くて、ちょっと危険なアプローチの末、辿り着いたその場所は
磯の香りが漂う波打ち際で、猛者たちがクライミングを楽しむ、洞窟状のドッかぶりの岩場。その迫力に圧倒されます。
ドームを抜けるとひだまりエリア。時折、釣船が通る海を眺めながら、まずは、海亀5.8やカノーブス5.10bで、ポカポカ陽気の中、快適クライミングスタートです♪
と言うのも束の間。。。
ドーム内に移動してからは、一転して、曇り空になり、冷たい風が吹き抜ける過酷な状況。そんな中、それぞれの課題に打ち込む事になり、つい1時間前に、「日焼けするやん」とか「タイツ脱がな〜」と言っていたのが懐かしく思えました。
yassun, daichan, komechanの男性陣3人が取り組むのは、ラジャラウト11d
ラジャラウトとは、インドネシア語で、海の王様って意味だそうな。
その名に相応しく、海を横目に様々なムーブを繰り出し、果敢に登る姿がまるで魚?
ヌンがけしたyassunが、2便目でアッサリRPしちゃい、目標クリア。荒波を泳ぎ終えた魚はまったり過ごします。
termnとknatsuは、甌穴群11d。
えっ、ラジャラウトと同じグレード??と思っちゃうのですが、日和佐の岩場は、漢字の名前のルートは、昔に作られたルートで、グレードが甘めだそうな。
一手届けば、上部はガバガバ。もしかして、11dにグレード更新??ワンチャンある?と何便も出すのですが、その一手が遠くて取れない(涙)
そして凍るような寒さの中、フィンガージャムや痛いアンダーガバで指がボロボロ。もう、苦行の様になってその日を終えるのでした。
yassunが予約してくれたお宿、「クニ舛田」さんは、大きなご自宅で、クライマーをもてなして下さるあったかいお宿。JFAで、500円の割引があります。
豪華なお料理をこたつで食べてほっこり。みかんや大福も用意されてて、自分の家の様にくつろぎます。
もちもちして美味しいお米は、おばあちゃんが作ってるとの事。自家製のお野菜にも舌鼓。
お布団はあったかふかふか。
聞くと、新調されたばかりだとか。
termnは半袖で寝たそうです。
帰りにレモンをいただいて、ザ、テレビジョ〜ンショット🍋
また、お世話になりたいお宿でした。
予約取れなかったら困るから、内緒ね🤫
さぁ、お宿の温かいもてなしに癒されて、2日目のスタートです。
コーヒータイムで、それぞれが何気に手にしたキットカットのメッセージがピッタリ過ぎて、心が動きます。
前日、課題をサクッと片付け、新たな課題サウダージ12b/cをお触りし、好感触を得たyassunは、「キット、前進中!」どこまで前進するんやぁ〜。
引き続きラジャラウトにご執心のkomechanには、「キット、あと少し!」
その通り、最後の最後で、見事RPを勝ち取ります。強〜の一言。
凍える寒さの中、ラジャラウトを登って指がやられ、心が折れたdaichanには、「キット、自分次第」
今日のコンディションから、ラジャラウトはやめて、何気に取りついたラビリンス10dでアッサリMOS。ほんまもう、簡単そうに登るなぁ〜。
甌穴群から切り替え、パピヨン11bのハングに苦しみ、この後、登るかどうかを悩むtermnには、「キット、信じた方でOK」
という事で、daichanがかけたヌンで、ラビリンス10dに挑戦。被ったカンテ沿いを登り、途中、左に移動するムーブを何度も試し、その持久力にはあっぱれ。termnは、キット、これまでも自分の信じた方に進んできたんでしょうね。
そして、甌穴群も諦め、パピヨン11bも敗退したknatsuには、「キット、楽しんだもの勝ち!」
楽しんだと言えば、めちゃくちゃ楽しんだ。カブリルートのヌン回収は、想像以上に大変で、勉強になったし、初めてのチョンボ棒も使えました✌️
termnさん、色々教えてくれてありがとうございます!
帰りは、武庫労山恒例の徳島ラーメン東大へ。
なんと、生卵食べ放題。ご飯を注文するとご飯も食べ放題。ラーメンをすき焼き風に食べたり、卵ご飯にしたりと楽しめます。
男性陣は、卵4個、termnは3個、knatsu2個とみんなで17個食べた!と主婦目線のお得感を感じて帰るのでした。
近々、また、日和佐に行こう!と楽しかった遠征に大満足で2日間が終了。
お疲れ様でした♪