八方尾根BCスキー~面ツルの押出沢

BCスキー
押出沢の滑り出しから最下部まで面ツルでした。 先行者も後続も見えず、独り占め感で幸せ。

2025年2月27日(木) yoyu(単独)

前日は昼間に少ない降雪があっただけでパウダーは期待出来ませんが、押出沢を滑った後に渡渉することが多い「南股入」という川が多雪の今年どんな状態か見たくて行ってみることにしました。 何年か前まではスノーブリッジが出来ていることが多かったんですが、ここ数年は渡渉しなければならないシーズンが続いています。

前回書いた様に最上部のグラートリフトは運休覚悟でしたが、好天なのに兎のアルペンリフトまで止まっててビックリ。 しかも終日運休とのこと。 「除雪」と書いてますがそんなハズない。 八方尾根スキー場のリフトのオペレーションはホンマに疑問です。 短い方の兎平ペアリフトは準備が終わったら動くだろうとのことなので入り口で待つが、諦めて待ち列を離れる人も多数。

好天なのに何故か兎平のアルペンリフトが終日動かないって何??

自分はゲレンデスキーに興味無く、動かなけりゃ明日にしようとのんびり待ってると唐突に運転開始となりました。 リフト降り場でシールを付けて登行開始。

しかたなく兎平ペアリフトの終点から登る

この日は高めの気温+日差しで暑い! ジャケットを脱ぎ、ソフトシェルの脱いでも暑い!

先行はボーダー3名のパーティのみ。

グラートリフトはこの日も運休ですが、除雪作業の(重機の)音は聞こえてきました。 遠からず動くかも。

八方池山荘まではシールのみ、八方池山荘の上は雪面が堅そうだし斜度もあるのでクトー(スキー用アイゼン)も装着する。

途中で振り返ると、リフト1.5本分登らなきゃならなくてもバックカントリーに行くぞの人たち

午前中主稜線には雲がかかるが鹿島槍や不帰は時々見えてました

押出沢の時のいつもの様に夏季トイレの手前で滑走準備

押出沢を滑る時はいつも夏季トイレの手前で滑走準備してます。 先行のボーダー3名と後続の外人さんボーダー2名は先に進んで行きました。 無名沢かひょっとして唐松沢まで行くのかなと思いながらも、押出沢一番乗りやなとひそかに喜ぶ。 南股入の様子を見るのが主目的やったのに、いざとなると滑走に気がはやる。。

エントリーのシュカブラ帯を少し下ると押出沢の面ツル斜面が現れる

少しクラストしかけてて重いが、引っかかるというほどではなかった

エントリーのガタガタのシュカブラ帯を過ぎると良さそうな面ツル斜面が広がってました。 八方の北面は風でパックされて固めの時が多いのですが、この日も少しクラスト気味で太ももが疲れる。 ただ、面ツルなのでターンは自由自在。 しんどいけど楽しい。

下から見上げて左が押出沢、右がガラガラ沢。どちらもキレイ。

前も後ろも人の気配無し。 積雪が多いので地形の凹凸も例年より埋まってなだらか。 なかなかこんな幸せな状況はありません。

さて肝心の南股入ですが、やっぱり今シーズンは埋まってて渡渉無し。 スノーブリッジと言うより川が埋まってるという感じでした。 スキーを履いたまま通過出来て楽でした。

渡渉する年が多いけど、積雪の多い今年はスノーブリッジどころかあっちこっち川が雪で埋まってます

順調に林道に到着して後は林道を滑るだけですが、日当たりの良い場所はいわゆるストップスノーで急ブレーキの繰り返しになりしんどかった。 二股にデポした自転車(ワイヤーロックのワイヤーは前回の翌日に切断)で駐車場まで帰り、下山完了。 今日もビールがうまい。

(完)

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