2025年12月6日(土) 栂池スキー場から自然園、7日(日)岩茸山、yoyu(単独)
後立山の山々は冠雪していてもスキー場や山麓は積雪無しでしたが、先週の水曜日と木曜日のいずれも夜にやっとまとまった降雪がありました。 金曜日からスキー場も部分的に営業開始したので、まずは八方尾根と47をはしご。 いきなりディープパウダーのシーズン開始となりました。 しかし、八方はパノラマゲレンデだけのオープンで、圧雪してない! このゲレンデでは斜度が足りません。 深雪でスピードが出ないので太ももパンパンになり、退散して47のブラックルートへ。 残った深雪だけでも少しは楽しかったです。
土日は好天予報なのでまだ先のバックカントリーに備えてシール登行の足慣らしに、まずは土曜日に栂池へ。 スキー場から林道を自然園まで往復するだけですが、圧雪・整地されてると思ってた林道は積もったままの状態でした。 でもロープウェイの自然園駅の手前までは先行パーティの(スキーの)踏み跡があったので楽出来ました。
先行のスキーヤーパーティは自然園駅の手前で林道を外れて鵯尾根か白馬乗鞍岳(もしくは天狗原?)へ向かったらしく、自然園までは遠くないけどラッセル。 スキー板で30cmくらい、ツボ足のフットプリントは膝上です。 ただし、新雪は深いけど積雪量の蓄積が無いので森の中は笹や低木が隠れておらず、スキーどころか登行時にショートカットで入っても進むのに苦労します。 あと1mくらい積雪が増えたらツリーランのバックカントリーも選択肢になると思います。
自然園入り口の栂池ヒュッテ付近で行動食を食べてからスキー場へ引き返しました。
林道なので斜度は無く、来た時の踏み跡以外はスキーが停止してしまう。 スキーでレールの様に踏み跡をなぞって滑るのはなかなかツライ。 でも好天の雪山はやっぱり登りがあってこそ楽しいなと改めて思いました。 栂池スキー場は部分オープンでも下まで(ゴンドラの山麓駅まで)滑り降りられるとアナウンスしてたので、スキー場内を滑りましたが積雪としてはギリギリで所々石が転がっててかなりヤバかった。 しばらくはスキーは上部だけにしておいてゴンドラ下山すべきだと思います。
翌日の日曜日は岩茸山へ。 この日は晴れではありますが西寄りの強風で後立山の主稜線には雲がかかっています。
岩茸山への林道には途中までツボ足で登ったらしい登山靴の踏み跡がありましたが、諦めて引き返したらしい。 でもスキーで登山者のボコボコの踏み跡をなぞるのは嫌なので最初から自分でルートを作ります。 標高が低い(岩茸山山頂で1,300mもない)ので積雪は深くありません。
山頂まで標高差400mもないけど汗は十分かきました。 テラスでこの日の行動食の柿をまるごと(皮ごと)食べてから、またレールを滑って下山。 この日もまた登りで汗かいて気持ち良かった。 なお、岩岳スキー場の冬季営業は19日(金)からの予定です。
この日八方尾根は強風でリフトが終日運休になった様でした。 五竜はリフトもゴンドラも動いてたみたいなので、八方はやっぱり強風に弱いスキー場です。
なお、翌日の月曜日にこの記事書きましたが、陽気と降雨で積雪はまた劇的に収縮してしまいました。 次の寒波待ちですね。
(完)








