東ノ川・シオカラ谷

沢登り

かなりスケールが大きくて沢に入った途端に遠近感がおかしくなってくるシオカラ谷を登ってきました。沢登りというより簡単な岩登りかボルダリングやってる感じしかしない。時折シャワークライミングして身体を冷やしながら遡行してきました。

日時:2020/8/30
場所:台高 東ノ川・シオカラ谷
参加:hassy、yassun、jun2、kamako、yukki

①滝見道はシオカラ吊り橋を越えて少し登ったところから尾根筋に下っていきます。
踏み跡、テープもしっかりあり迷わずに沢に到達。
②最初のゴルジュ3段13mは巻き道もあるようですが直登。
最上段でちょっとヌメっとした感じがいやらしいのでお助け紐を出して通過。
③千石嵓手前の13m大岩左側を登りました。
④バンド伝いに直登も出来るようですが高倉滝は左岸を小さな巻きで落ち口へ。
⑤東の滝は50mほど下流側の左岸ガレ場を直登。難しくはないが濡れているので要注意。
登り切ったところで明確な踏み跡があり滝の落ち口へ。

滝見道を下っていくと展望岩があり中の滝(245m)・西の滝(150m)が一望できます

沢に降り立つと一軒家とかダンプカーくらい大きな岩がゴロゴロ。さすが関西随一のスケールを誇るシオカラ谷
そして右岸側には大滝2本と垂直300mほどの岸壁がそびえ立つため壮大な景色

ということで小休止してサクッと遡行していきます。前半のゴルジュ13mはテンション高すぎて誰も写真を撮っていないという大失態。お助け紐が垂らしましたけど水量すくなめなのか問題なく直登しています。そして岩間8mは左岸の大岩から通過して谷は左に折れていきます。

なんせ大岩だらけのため高度差があり、すぐ直前まで気づきませんでしたが眼前にサマーコレクションのある千石嵓が見えてきました。
昨年 jun2 & yukki パーティで登ったサマコレを見上げて「すごーい!」とか自画自賛です。

13m滝大岩の上でしばし小休止
示し合わせたわけでもなく・・・なぜか全員でグダ―――って感じの写真に仕上がる

下の写真はたぶんトイ状斜滝8m
関西100沢には、さっき千石嵓を見上げながら小休止していた13m滝大岩からこの辺までに、いっぱい滝マーク書いてますが短時間のうちにたくさん登りすぎてちょっとわけが分からない感じなってました。とにかくワサワサの登ってます。

ちょとした小滝では、登れた・登れないで盛り上がっています。この時には、hassy & yassun 若者2名がサクッと登ってしまい、焦るオジサン yukki が再三トライしてようやく通過できて滝の上で大騒ぎ!つづいて junjun もトライです。

この谷筋で一番きれいな釜を持つ高倉滝は写真よりも緑色に輝いてとっても素晴らしい。直登する!といっていたhassyを抑えて、ここは定石通り左岸巻きでサクッと通過しました。ここで休憩しても良いのですが滝下は水飛沫で風が冷たいため少し上でお昼休憩する場所を探します。

その後も5mくらいの小滝が連続していましたが適当に切って待望の沢ラーメンタイム。

高倉滝を越えてしばらくすると沢筋は穏やかで平凡な感じになってしまい、思った以上にサクサク距離を稼げてしまいます。

そして、シオカラ谷の最後に控えているのは東の滝。直登ラインがあるらしいと知ってはいますが余裕で左岸巻きを選びます。もうこのクラスになると大滝登攀とかいう別のカテゴリーですし装備あってもちょっと取り付こうとは思いません。巻は50mほど下流の左岸からのぼります。かなり悪いガレ場と聞いていましたがそれほどでもなく踏み跡へ合流。テープもあるし分かりやすい道を歩いて落ち口へ。

ここからナメを100mほど歩けばシオカラ吊り橋

みんなで記念撮影して遡行終了。ここから駐車場までの登りが案外きつくてゼィゼィ息を切らせながら帰ります。緊張感からも解放された後でこの登りは、本日一番の核心ポイントだったかもしれません。

大台駐車場 8:10
シオカラ吊り橋 8:30
滝見岩 9:20
(小休止)
遡行開始 10:15
千石嵓手前13m滝大岩 11:30
(小休止)
高倉滝 12:30
(お昼休憩)
東の滝 13:45
シオカラ吊り橋 14:15
(装備解除)
大台駐車場 15:00

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